ハロウィンの夜はブルームーン✨
窓の外にはオレンジ色の
ハロウィンカラーの満月が
幻想的に浮かび上がり
まるでポストカードのような美しさ。
次にハロウィンと満月が同日となるのは、
日本では38年後の2058年
アメリカなどでは19年後の2039年なんだとか。
しかも10月は2回の満月でのブルームーン。
朝から家の前のガーデンでの
ボランティアに参加。

いつも週末はペンシルバニアにいるか
予定が入っていることが多くて
タイミングが合わずようやく
今シーズン初めて。
今回は、Bed ベッドと呼ばれている
菜園の木の柵を新しく取り替える作業。

腐って朽ちてきている木の板を取り外し、
土を整えてもう一度
真新しい白木の板に囲む作業。
朝は冷えて葉がシャリシャリに
凍っていたけれど、カラダを
動かしているうちに汗をかくほどに。
Kaoru のBed はどう?大丈夫?
わたしのところはまだ取り替えなくても
大丈夫そう。
Ok!Good!と代表のジャニスとの会話。
久々のメンバーの皆さんと
顔を合わせるのも楽しくて
元気そうな姿にホッとする。
それからハロウィンのストリートライブの
ためにサウスブロンクスへ。


ニューヨーク市が取り組んでいる
Casita Maria center for Art and Education
(カシータ マリア 芸術と教育センター)
のブロンクスプログラムのイベントで、
ローカルテレビでも放映。

ブロンクス発祥のラップと、それから
クラシック、ジャズとさまざまな
音楽ジャンルから集まったメンバーによるユニット
Bronx Banda ブロンクス バンダの
生演奏をストリートで。


初めてお会いするメンバーの皆さんが
あなたがKaoru ね!
美味しいバナナマフィンをありがとう、と
マスクごしに口々に言ってくれる。
あまり集まらないようにと配慮されているからか
観客はそんなに多くないけれど、
時おり仮装したかわいいちびっ子達の
ファミリーが横を通って
お菓子をもらいに行く姿を見かけては
思わず微笑んでしまう。
マスク姿の仮装が2020年っぽい。
いつもなら道ゆく人々に
「Happy Halloween!」と声をかけられるのに、
今はそんなお祭り気分でもないのか
そういえばその言葉をあまり聞かなかった。
今年のウチのアパートメントには
エレベーターに貼り紙があり
キャンディを置く家にはここに書いて、と
ペンが添えてある。

もちろんわが家は貼り出されるなり参加表明。
すぐさま部屋番号が書き込まれていた。
17,18年ここに住んでいるけれど、
こんなことは初めてなのだとお迎いの
ジャッキーが娘さんと一緒に
ドアをハロウィンのデコレーションをしながら
教えてくれた。かたわらで
娘ちゃんは大はしゃぎ。
「彼女はハロウィンが大好きなのよ」と笑う。
キャンディを置く家を明確にするのも
コロナ対策のひとつらしい。
ウロウロと動き回らず、ピンポイントで
キャンディを見つけられるようにと、Super スーパー(管理人さん)の細やかな気配り。
3月のロックダウン後、
ここに戻るたびに若いカップルや
小さな子どものファミリーの住民達が
どんどん増えていった。
いまだにマンハッタンでは空室が増え
郊外に人が流れているとニュースで耳にする。
マンハッタンに比べたら格段に家賃も安い
この辺りにも変化があっても
おかしくない状況である。
そんな中、かくして今回の
管理人さんの新たなアイデアは大成功!
ピンポン、とベルを押して
「Trick a treat!」と顔を合わせることも
あまりできない今年のハロウィンは
アパートメント内で、
ドアの前にあるキャンディを取りに行くのが
一番安全で安心。ということなのだろう。
夜になると、にぎやかにガサゴソと
キャンディを嬉しそうにつかんで
キャッキャとかわいい声が聞こえる。
キャンディの入った袋はほぼ空っぽに。
私はそのたびに玄関のドアの窓をのぞいては、
ねぇまた来たよ〜!と喜んでみたりして。
子どもたちの大切な日、
ハロウィンは今年はいつもと違うけれど
また来年も再来年も楽しい1日でありますように。
そう願わずにはいられない。
#newyork #newyorkslowlife #halloween #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ニューヨークで畑仕事#ブロンクスガーデン#ニューヨークのハロウィン2020#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる @ In The Bronx