ではでは、昨日に続きまして、
今日は「norskprøven(ノーシュクプローヴェン)」について、お話しますね。
「norskprøven」には、4種目あり、
口頭試験以外は、全てパソコンで行われます。
1.リスニング(20~50分)
2.読解(75分)
リスニングと読解は、 力があると判断されると自動的に次のレベルの問題がくる。
3.作文(90分)
これは3問。何種類かあって、私にきた問題はこんな感じでした。
①1枚の絵について。(80~100単語)
②母国の衣装、またはノルウエーの衣装について。(80~200単語)
③「バスがよく遅れてくる」に対する陳情書。(80単語以上)
4.口頭試験
試験官二人に、受験者二人が入室。
①一人ずつ別のことを聞かれますが、私には・・・
「日頃どこで食料品を買っていますか?」
②受験者同士で対話する
「5年後何をしているでしょう?」
③再度、一人ずつ話します。私には・・・
「高齢者のメリット、デメリットは何でしょう?」
と、こんな感じでした。
●試験直前に来た「この時」
試験の10日前のこと。
「パソコンでノルウェー語打つのが楽になった?」
「言葉が出やすくなった」
「CDの音声がゆっくりに聞こえる」。
気のせい?
いや、どうもそんな気がする。
相方さんのお母さんの手作りケーキ (5月17日ノルウエー憲法記念日に)
試験4日前、
5月17日は、ノルウエーで最も大切な憲法記念日で、
相方さんのお父母さんを訪ねました。
すると、なんと!
これまで、お父さんの話すのが全く聞き取れなかったのが、
この日ほとんど聞き取れたのです。
お父さんも、
「ひと月前と全然違うので、びっくりしたよ。
お互いに目を見て話しができるじゃないか」と。
もうこれには、嬉し涙・・・。
カラマツ(Lerk)って、古い実も、昨年の実も、今年の実も一緒に春を迎えるんですねえ。
クラスメートは皆、私よりウーンと若い。
彼らは実に進歩が速い!
そして、どんどん卒業していくのです。
若くないし、英語も未熟な自分には、時間がいる。
わかってます。
わかっちゃいるけど・・・
その自分を受け止め続ける。
この2年、これが一番大変でした。
でも、「この時」が、試験寸前に来るなんて!
この試験を受けると決めたことで、
「この時」が早まったことは、間違いありません。
試験の結果は6~8週間後にくるのですが、
まあ、結果はいいんです。
(もちろん他の人には、これが重要なんですけど。)
この2年間、よう頑張ったなあ!
心から、自分で自分に言える。
これで、十分。
何度も落ち込む私を受け止め、サポートし続けてくれた相方さん、
voksenopplæringenの存在に、感謝です。
「ノルウエーで生きる」。
それには、長い序章でしたわあ。
やっと、一章に入れるようです。
生粋の生まれも育ちも北ノルウエーのAurikkel(エウリッケル)は、今ちょうど花盛りです。