約1ヶ月前から、メール画面(Outlook)を開くと、毎回“サブスクリプション期間が間もなく終了します。継続を希望するなら、申し込んでください”という表示がでるようになった。無料のはずのOutlook が有料になるといことらしい。そんな話は聞いたことがないし、ネットに詳しい知人数人に相談すると、全員が「ほっとけ」という意見。ことによると、これは巧妙な詐欺なのか。
ところが、数日前にメールを受信できるものの、返信含め送信画面が出てこなくなった。アドレスを変えずに、メールソフトを変える方法もあるはずだが、考えるのが面倒だ。メールアドレスの変更を通知するには時間がかかるし、中には金銭的問題が絡む相手先もあり、ただちにメールを打てないのは困る。
やむなくサブスクリプション継続申し込み画面を開けると、6,480円を支払うよう要求された。月額500円プラス消費税ということだろう。支払先はMicrosoftである。全面降伏するしかない。カードで支払う手続きをすると、約30分でOutlook のソフトが再インストールされ、送信が可能になった。腹立たしいが、一件落着である。
さて、私だけがOutlook有料になったはずがない。思い当たることは、1年前にパソコンを買い替えたこと。推測だが、Microsoftはパソコンを1年前に買い替えたユーザーから課金を始めたのではないか。課金を嫌って、他のメールソフトに切り替えたユーザーもいるだろうが、私のようにすぐ降参するだらしないユーザーも沢山いることだろう。Microsoftは巨大な収入源を手中にした!
Outlookをお使いの方々は、メールソフトを変更する準備をしておくようお勧めする。私も、来年は過ちを繰り返さぬ積りである。