頑固爺の言いたい放題

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映画評 オーシャンズ8

2018-08-23 16:14:42 | メモ帳

通常、映画はあらすじを知らないで見る方が面白い。しかし、『オーシャンズ8』はあらすじがある程度わかっていないと、十分楽しめない。そのわけは、注意深い人ならそれぞれの場面の意味をしっかり頭に入れてストーリーの展開を追っていくだろうが、私のようにボーッと画面を見ている凡人には、場面の変化のテンポが速くてストーリーに追いつけないのだ。

ということで、あらすじをご紹介する。

刑務所を出た女泥棒(サンドラ・ブロック)が、1億5千万ドルの超豪華ネックレスを盗み取る話がテーマである。そのネックレスは、下のURLを開けて出てくる動画の中で見ることができる。

http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/

ストーリーの構成は、第一段階が特殊技能を持った仲間を7人集める部分。第二段階はカルチェの店頭で3Dコピー機によって実物のコピーを取り、偽物を作る部分。そしてクライマックスは大晩餐会の最中に、女優(アン・ハザウェイ)が身につけているネックレスを偽物とすり替える部分。どうやってすり替えるかはこの映画のキモなので、説明を控える。映画を見てのお楽しみである。

この映画は二度観る価値がある。二度目なら「そーか、この場面はそういうことだったのか」とわかるだろうと思うからである。一言で表現すれば、垢抜けした大人のためのお伽噺、である。