YouTubeで「反日民族主義打破講義」で検索すると、韓国の学者が反日関連の歪曲・捏造情報の真実を語る講義のシリーズが出てくる。その内から、もっとも笑える「鉄杭神話の真実」をご紹介する。
https://www.youtube.com/watch?v=RUqOBfJBH0c&t=24s
この講義を整理すると次のようになる。
1995年ごろ、韓国のあちこちの山々の頂上で、鉄の杭が打ち込まれているのが発見された。誰が何の目的でやったことなのかわからないまま、併合時代に総督府(つまり日本)が風水侵略で民族の精気を奪い、人材育成を妨げるためにやったことだという噂が流れた。時の金泳三大統領はこの噂を信じて、光復50周年事業の一環として、全国の400余りの鉄杭を除去する事業を実施した。後年(2010年代)、その鉄杭は測量の三角点として使用されたものであることが判明した。
風水で敵の精神を侵略するなど、ありえないことだが、反日のためなら迷信でも利用するということなのか、それとも単に韓国の前近代性を物語るだけなのか。
この講座は、反日活動における歪曲・捏造を修正することが目的のようだが、20年以上も昔のことを話題にするとは、いまだに「鉄杭風水説」を信じている人がいるということだろう。哀れな民族である。