最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

セカンドオピニオン

2007-10-02 21:44:21 | くも膜下出血

何でも自己責任の時代は、大変ではあるが、ある意味自分の考えを反映できる時代。
治療を受ける場合、大いにそれを利用して自分の希望に合わせた医療を受ければよい。
といっても、我々素人には、治療法を提示してもらっても、
なかなかどれが自分の病気や症状を治すのに適当なのかがわからない。

医師も医療技術が進むにつれ、どんどん専門化し、
どんなことにも通じているとか、
どんな手術でも出来る医師なんているわけがない。
特に脳血管や、脳神経に関する手術は、
微妙な技術の違いが、結果に大きく影響する。
手術をする、又は手術をするかどうかなどということになったら、
セカンドオピニオンはぜったいに受けた方がいいと思う。

現在は素人でも、インターネットで病気についていろいろと知ることが出来る。
昔なら、医学部の図書館にでも、行かなければわからないことも、
手術のやり方も映像付きで、家にいて、知ることが出来る。
いいかげんな情報もあるが、素人にもよくわかるように解説してある確かなサイトもある。
自分や家族の病気についてはよく知った方がいい。

しかし中には、そんな知識で医師に、指示するとんでもない人もいる。
前に読んだブログでは、術後の管理について、いちいち口を出し、
脳圧はそんなに早く下げるべきでないとか、この症状でその薬は使うべきではないとかetc.

話は逸れたが、いろいろなことを勉強して、セカンドオピニオン、サードオピニオンを
聞いてみれば、だんだん自分はどうしたいか、どうすればいいかが決まってくる。
話し合ううちにこの医師ならば、一緒に病気と闘えるという気持ちも出てくると思う。
納得のいく治療は、信頼の出来る医師との共闘態勢ではじめて出来るのだと思う。
コメント
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