最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

睡眠の老化

2009-05-30 13:42:14 | 医療と健康
年をとるに連れ、睡眠時間が少なくなる。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

一般に睡眠は脳が疲れて機能が低下するために起こると考えられがちであるが,
そうではない.睡眠は脳が脳自身を休息させるために積極的に創り出す現象である.
従って,脳が健全で活力に充ちていないと,よい眠りが創り出せない.
高齢者にみられる,熟眠困難,睡眠維持困難,睡眠時間短縮などは,
睡眠を発現させ維持,管理する機構の老化現象の現われである.

 三島和夫 1998.老年者の睡眠 井上昌次郎(監)
「眠りのバイオロジー」 メデイカル・サイエンス・インターナショナルより


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

若い頃は8時間以上眠らないととても疲れてしまってダメだった。
旅行の後などは起きたら昼過ぎなんてこともよくあった。
部活をしてきて勉強しているとすぐ眠くなって
そのまま寝てしまったら朝なんてこともよくあった。

でも最近は12時過ぎに寝ても、6時15分頃には起きてしまい、
6時間ちょっとの睡眠時間だが、全然大丈夫だ。
週2回はテニスをやって、同年代の人に比べて運動はしていると思う。
でも、長くは眠れない。
上の記事によると、
睡眠は脳が疲れて機能が低下するために起こると考えられがちであるが,
そうではない.睡眠は脳が脳自身を休息させるために積極的に創り出す現象である
という。
疲れていれば自然に眠くなるのではなく、
疲れていても脳が積極的に休息させようとしなければ眠りは起きないってことだ。
よい眠りがとれないのは脳の老化現象ですって
眠りが深くなく、短いのは高齢になればあたりまえで、生活に支障がなければ、
気にすることはないとよく言われる。
まぁ、それだから身体も衰えていくのだろうな…

コメント (2)
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