最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

木村拓也コーチ、くも膜下出血

2010-04-03 21:15:01 | くも膜下出血
昨夜、ジャイアンツの木村拓也コーチが試合前の練習中に突然倒れ、病院に運ばれ、
くも膜下出血の診断を受け、重体であるとのニュースが報道された。

野球に詳しくない私でも木村拓也という名前で、
「野球選手にも、キムタクがいるんだ」と思ってはっきりと憶えている人だ。
つい最近まで現役選手だったと思い、調べたら、
昨季限りで現役を引退し、今季から1軍内野守備走塁コーチに就任したとのこと。
引退してコーチに就任したということは第2の人生がスタートしたばかりで、
様々なことが今までと変わって、ホッとしながらも張り切っていたに違いない。
本人はそれほど自覚していなくても、ストレスも多いことだっただろう。

この今までの日常と違って、いろいろな新しい状況に取り巻かれた時が危ない時だ。
父も3月に定年退職して翌4月26日にくも膜下出血で亡くなった。
退職後、初めての海外旅行を楽しみにして、
知人にそのワクワクした気持を綴った手紙を送った日の午後、発作を起こして亡くなった。
私が発症したのも、一生に一度の家の建て替えで仮住まいに引っ越しの支度をしている時だった。

それにしても37才は若い。本人も周りもまさか脳卒中を起こすとは考えていなかったに違いない。
くも膜下出血はほとんどが脳動脈瘤の破裂だ。
もし、引退を機に脳ドックを受けて未破裂の脳動脈瘤をみつけて
処置できていたら、助かったのでは…等とも思うが、
やはりこの若さでは受ける人はまずないだろうとも思う。

無事後遺症なく生還できたらと祈るばかりです。



コメント (14)
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