最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

ひとまずホッ!

2010-07-10 21:13:23 | 医療と健康
姉が、心臓がおかしいような気がして医者に行ったら、
すい臓癌の腫瘍マーカーがあがっているということで、CT検査を受けた。
そこですい臓癌については大丈夫といわれると思ったら、
「大丈夫だとは思うが、MRCP検査という胆道膵管のMRIを受けるように」
と言われたそうだ。そこでOKが出るかと思えばさらに、
「膵菅が少し狭くなっている」といわれたとかで、さらに詳しい、
超音波内視鏡検査(EUS)という、
消化管内視鏡検査に使うスコープの先端に超音波を発生する装置がついていて
すい臓胆嚢の様子がわかる検査を受けた。
もう、心配でたまらなかったが、ひとまず、
膵ガンは大丈夫そうだということでホッ!
それでも、経過観察は必要といわれたそうだ。

すい臓癌って早期発見しようと思えば、こんなに大変な検査をしなければならないとは、本当にびっくり!
家族性があるということで昨年の母の膵ガン死を医師が重く見てのことと思う。

それにしても、結局当初の「胸が痛くて心臓がおかしいのでは」という症状は何なのかわからずじまい。
おなかの調子が悪いとか、背中が痛いとか、姉のように胸が痛いとか、
よくわからない症状ってちょっと疲れたり食べ過ぎたり、風邪ひいたり、色々なことで起こる。
そんな患者をみんなこんな詳しい検査はできない。
腫瘍マーカーは一応の目安にはなるが、今回も上がっていた原因はわからずじまい。
医者にかかっていたのにわからなくて手遅れなんてこともまだまだある。

頭痛患者全員にCT検査するわけにもいかない。
くも膜下出血を見落とすこともあるというのと同じで、
すい臓癌は見落とされることも多いのだろう。
コメント (6)
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