昨日の台風15号すごかったですね! 最近、あんなにすごい風の吹く台風は来てなかったので、 ちょっと油断していましたね。 我が家自体は別段被害はありませんでした。 でも、地震の時と同じく帰宅難民になった息子は、 夜の11時過ぎに 「あ~、おなかすいたぁ、死にそうだよ」 といって帰ってきました。 台風が行きすぎた6時過ぎには、 もう大丈夫そうだし、今日は飲み会と言ってたから、 息子の分の夕飯はいらないかと思っていました。 でも、あのすごい風で停電したり、木が倒れたりして そう簡単に復旧できなかったみたいですね。 | |
ご飯を食べながら、息子が、 「家の前の浴風園、すごいことになってるの知ってる?」 と言いました。 「何かあったの?」 と聞き返すと、 「大きな木が倒れて、門をすっかりふさいじゃってるよ!」 「え~~っ!」 昼前は外に出たけど、それ以後でなかったので全く知りませんでした。 風の音に倒れた音がかき消されたのでしょうか? 今朝、門まで行って見たら、 写真の通りの様子です。え~~~っ! 大きなクレーン車が来て、片づけが始まったので見に行きました。 働いている人に訊いたら、 150年くらいたっているくぬぎの木だそうです。 | |
反対側に廻ったら根元から倒れているのがわかりました。 長寿木 クヌギ(櫟) 杉並区貴重木 と書かれた札が付けてありました。 そして、くぬぎの由来が書いてありました。 浴風会は大正14年に関東大震災のために自活することができなくなった 老廃疾者及び扶養者を失った方々の救護を行うため、 御下賜金及び一般義捐金(ぎえんきん)を資金として 設立されたものですから、86年たっています。 その当時にすでに、立派な木だったので地主が 「この木も買わなければ土地も売らぬ」 と言ったのでしょうから、150年くらいたっている木というのは、 本当のことでしょう! 自然の力で変わってしまったのですから、仕方ないことですが、 惜しい気がしますね。 |