最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

大木無惨

2011-09-22 13:57:53 | Weblog







昨日の台風15号すごかったですね!
最近、あんなにすごい風の吹く台風は来てなかったので、
ちょっと油断していましたね。

我が家自体は別段被害はありませんでした。
でも、地震の時と同じく帰宅難民になった息子は、
夜の11時過ぎに
「あ~、おなかすいたぁ、死にそうだよ」
といって帰ってきました。
台風が行きすぎた6時過ぎには、
もう大丈夫そうだし、今日は飲み会と言ってたから、
息子の分の夕飯はいらないかと思っていました。
でも、あのすごい風で停電したり、木が倒れたりして
そう簡単に復旧できなかったみたいですね。
ご飯を食べながら、息子が、
「家の前の浴風園、すごいことになってるの知ってる?」
と言いました。
「何かあったの?」
と聞き返すと、
「大きな木が倒れて、門をすっかりふさいじゃってるよ!」
「え~~っ!」
昼前は外に出たけど、それ以後でなかったので全く知りませんでした。
風の音に倒れた音がかき消されたのでしょうか?

今朝、門まで行って見たら、
写真の通りの様子です。え~~~っ!

大きなクレーン車が来て、片づけが始まったので見に行きました。
働いている人に訊いたら、
150年くらいたっているくぬぎの木だそうです。
反対側に廻ったら根元から倒れているのがわかりました。
長寿木 クヌギ(櫟) 杉並区貴重木 と書かれた札が付けてありました。
そして、くぬぎの由来が書いてありました。
浴風会は大正14年に関東大震災のために自活することができなくなった
老廃疾者及び扶養者を失った方々の救護を行うため、
御下賜金及び一般義捐金(ぎえんきん)を資金として
設立されたものですから、86年たっています。

その当時にすでに、立派な木だったので地主が
「この木も買わなければ土地も売らぬ」
と言ったのでしょうから、150年くらいたっている木というのは、
本当のことでしょう!

自然の力で変わってしまったのですから、仕方ないことですが、
惜しい気がしますね。

コメント (2)
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