最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

海音寺潮五郎記念館の軌跡

2016-06-11 16:57:09 | 海音寺潮五郎
昨日は銀座で開催されていた明廣会書道展を見学してきました。

明廣会を主催されている小川みよ子氏は海音寺潮五郎記念館で、
書道講座を担当してくださっていて、
記念館主催の講演会が東京で開かれるようになって2年目の
2004年から記念館最後の30回講演会(2012年)まで
講師名と演題を書いてくださっていました。

今回の書展の案内に「併設 海音寺潮五郎記念館の軌跡」
と書いてあったので、何が展示されているのかと思ったら、
その講演会の案内の文字と講演会の写真でした。

藤原正彦氏、東郷隆氏、永井路子氏、半藤一利氏、北原亞以子氏、
原口泉氏、夢枕獏氏、磯田道史氏、林望氏、葉室麟氏。

今でも皆さんが聴きたくなる講師。

お話しなさった様子や話しが浮かんできて本当に懐かしくて
「海音寺潮五郎記念館」もいい仕事したなと自己満足に浸りました。
そしてビックリしたのは、記念館が解散した時、
財団の基本財産を寄付しましたが、
その目録を小川氏が書いてくださっていて、
展示してあったことです。

画像をクリックすればもう少し大きくなります。、
(あまりはっきりと撮れていなくてすみませんが…)

★鹿児島県立図書館に金一億円。

★世田谷の土地建物を鹿児島大学へ。

★那須の旧別荘を國學院大學へ。

★かごしま近代文学館に金一億円と著作権。

★そして金一億四千九百六十八万九千九百十六円を
 鹿児島県伊佐市に寄付しています。

寄贈する時に一緒に鹿児島に行きましたが、
こんなに細かく一切合切寄付して
財団法人海音寺潮五郎記念館は解散したのだと改めて感じました。

最近になって、世田谷の建物が鹿児島大学の宿泊施設となって
有用に使われていると連絡があったそうで、
寄付したものやお金が有用に使われていることは嬉しいことです。


コメント (2)
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