映画「関ヶ原」

今日は、蒸し暑く雨模様。 夫と二人で映画を見てきました。 岡田准一が石田三成を演じる「関ヶ原」 新宿ピカデリーで、シニア割、ひとり１１００円。 朝１０：５０上映開始。 空いていて、ポテトフライとアイスティーを持ち込みゆっくり鑑賞できました。 始まって１５分は予告編ですから、本編が始まったのは１１：００。 １３：３０までですから２時間半。 朝鮮出兵から秀吉死去、そして関ヶ原戦が終わるまで、 ２時間半でどうやって描くのかと思って見ていましたが、やはり無理です。 史実はものすごく面白い時代ですが、 あまりに人間模様が複雑で、忠実に描こうとしても 短い時間では訳が分からなくなってしまいます。 三成中心に描こうとしていたのでしょうが、 たったこれだけの時間で面白いドラマにしようとすることは、 とても難しいのだと思いました。 司馬遼太郎の「関ヶ原」を元にしているそうですが、 文庫本でも、上中下三冊の作品です。 とても面白く読みましたが、どう要約しても２時間半では描けないと思います。 合戦シーンはかなり大がかりに出来ていました。 でも、忍び役の有村架純ちゃんとの絡みも面白くなかった。 あまりお薦めではありません。