後遺症も、軽症から重症まで様々であるし、 身体的機能の障害の他、認知症、人格が変わってしまうような障害まである。 その人がそれまでのその人でなくなってしまうということは、 友人や私のHPの掲示板に書き込みされた方が、その辛さを語っていた。 KEIKOさんも高次脳機能障害で、小児退行の症状が固定化してしまっているようだ。
発症後暫くは、命が助かったことに、「本当によかった」と思うだろう。 しかし、後遺症も固定化して回復していく兆しが見えなくなってくると、絶望してしまうことも多いと思う。
私自身、くも膜下出血を発症した時、息子が中学一年生だったので、 命が助かったとしても、後遺症が残っていたら、家族がどれほど苦しんだかと思うと、小室氏には同情してしまう。 「療養中の妻への裏切り」との記事は当たらない気がする。
義母の介護でも、いったいいつまで続くのかと、時々深刻に悩んだことがある。 くも膜下出血は若くで発症することも多く、介護の年月は、老親よりもさらに長く、先が見えないことも多い。
KEIKOさんの発症時の様子は分からないが、 このブログでも何度も書いているとおり、 くも膜下出血を含む脳卒中は、発症してから、治療に行き着く、時間と状況が鍵だ。 今は安静にして病院に搬送できれば、診断も治療もできる。 後遺症を減らすことはできる。 もっともっとくも膜下出血(脳卒中)についてみんなに知って欲しいと思う。 「くも膜下出血発症時の頭痛」
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