喪中はがきが届く時期になりました。 高齢の親の死を伝えるはがきが殆どですが、 最近は年賀状交換している方の配偶者や、 本人の死亡を家族から伝えられることも多くなってきました。 昨日、一年前からガン闘病中の友人が、 先月、11月15日に亡くなっていたとの知らせがありました。 11月6日を最後にブログが更新されていないので、心配でしたが… 中学の同期の人で、 京大を卒業して、朝日新聞の記者として全国様々な地域を巡り、 長崎文化放送に移ってからも、 精力的に活躍していた優秀な人でした。 長崎に移ってから、すっかり長崎人のようになって、 同期会で、 「長崎は、いいよ!遊びにおいでよ。案内するから」 との言葉を真に受け、 同期のおばさん三人で、遊びに行ったことがありました。 (長崎旅行2) |
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遠藤周作の「沈黙」を読んでくるようにと、宿題を出され、改めて読んで行きました。 隠れキリシタンの里、外海地区の教会やキリシタン神社。 遠藤周作文学館、ドロ神父のゆかりの地、色々説明を聞きながら廻りました。 「来年は、長崎くんちで自分の町が当番に当たっていて、 町会の仕事が忙しいから、一日しか付き合えないよ! 口上を述べる役だから、紋付き袴を新調したんだ」 と、楽しそうに語っていました。 7月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産登録され、 テレビで紹介されることが度々ありました。 それを見る度に、あの時のことを思い出して、彼のことを心配していました。 「いつかは誰でも この星にさよならを する時が来るけれど 命は継がれてゆく…」 という竹内まりやの「いのちの歌」思い出します。 お疲れ様でした 安らかにお眠り下さい 合掌 |