最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

母の命日と永井路子さんが亡くなったこと

2023-02-13 14:58:49 | Weblog
各地で梅祭りが開かれています。
我が家の庭の梅も満開です。でも今日は花に冷たい雨が降り注いでいます。

2月13日、今日は母の命日です。
2009年に亡くなりましたから、もう14年が経ちました。
あの日は温かくて晴れた金曜日でした。
昨日のことのように、思い出します。
あの日のことを思い出すと、直ぐに涙が出ます。

女優の松阪慶子さんが、雪の中、涙を流すシーンを撮る時に、
カメラが回ると、直ぐにハラハラと涙を流していたのを見て
「すごいなぁ~!どうしてあんなことができるのだろう?」
と、思ったけど、私も、母の亡くなったあの日のことを思い出せば、直ぐに涙を浮かべられます(笑)

先日、歴史作家の永井路子さんが亡くなられた報道がありました。
永井さんは、母とちょうど同じ大正14年(1925)3月生まれ。
97才だったので、母も生きていたら、その年だったのだと思いました。

海音寺潮五郎記念館で永井路子講演会を開催したのが、2005年11月(永井路子氏講演会開催
歴史的にも、大きな仕事をなした女帝もいたし、日本は女帝になっても、全く問題ないとのお話。
今でも、ハッキリと覚えています。

あの時私は、講演の内容をまとめて、記念館誌に載せる役をしていましたが、
私のつたない文章を、丁寧に添削してくださって、その後も何度かお便りをくださって感激しました。

とても優しくて気さくなお人柄で、作品も歴史上の女性をわかりやすく描かれていて、多くにファンがいました。

講演会後、ご自宅にハイヤーでお送りしましたが、
ちょうどネットで色々な情報を得られるようになった頃でしたから、
「先生のお名前で、ネットで検索すると、お散歩の途中でお見かけしたとか、
音楽会でお見かけしたとか書いてあるんですよ」
と、言うと
「あらっ、そんなところで見られているンですね。気をつけなきゃ」
と、嬉しそうに語ってらしたのを思い出します。

どうか安らかにお眠りください
コメント (2)
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