最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

末期癌

2009-01-20 23:23:07 | 医療と健康
母は末期癌だそうです。
今日までの様子です…

1月17日(土)
土曜日、1時に母の担当医から話があると14日(水)に
病院から携帯に電話があってから、何となく悪い予感がしていました。
でも木、金と母の様子はどんどん良くなって、痛みも熱もなくなってきたというし、
顔色もだいぶ良くなってきたので、そうでないと、必死で思おうとして、
入試の時に合格発表を見に行く気持で病院に行きました。
ナースステーションで、要件を告げ、姉と、「大丈夫だよね」と言い合いながら、
ラウンジで待っていました。しばらくすると看護婦さんに案内され、部屋に通されました。
医師の様子で、これは悪いとすぐにわかりましたが、思ったよりずっとずっと悪い話でした。

母は膵臓、肝臓その他、開ければ、癌がお腹の中にいっぱい広がっている。
末期で、もう打つ手はないということです。
抗ガン剤を使ったとしても、多少最期を伸ばすことが出来るかどうかという状態だそうです。
これからどんな風に癌が広がってどんな症状が出てくるかは、全くわからないが、
苦しむ場合もあるし、案外楽なこともあるし、それは医師にも分からないということでした。
食事を今日から開始して、もし、食べられるようなら、すぐに退院ということにしましょう。
もう少し良くなってからと言ってるともう帰れなくなりますからと言われた。

人間はいつか終わりが来ることはわかっていましたが、
つい半月前には全く元気にしていた人が、いきなり末期癌だなんて
………そんなことがあるんですね…
何とか、痛みもなく、すこしでも苦しみのないように願うだけです。
母には膵炎を起こしていると説明することにしました。
病室に行くと母は昨日よりまた気分がいいということで
夕食が出るということで大喜びしていました。

1月18日(日)
昼に病院に行くと、ちょうど昼食を食べていました。
3分粥とスープ、麩の煮たもの、みかんのゼリーでした。
ゼリーは食べたくないと言いましたが、他は食べられました。
昨日の夕食は食べたらちょっと、痛くなったけど、朝食と昼食は大丈夫、熱もないし、トイレも順調。
この調子なら、すぐに退院できると、退院してからあれもこれもという話ばかり。
あまりに元気そうなので、昨日の話は、ウソだと思ってしまいます。

1月19日(月)
今日の母は、とても疲れている様子だった。
シャワーを浴びたそうだ。普通なら、1週間ぶりだったので、
さっぱりするのに、グッタリと疲れてしまったようだ。
いつもおしゃべりな母が、最初座って話していたのに自分から横になって辛そうなので、
姉としばらくラウンジに言って話をして病室に戻ると寝ていた。
声をかけて帰ることを告げると、ちょっと気持ち悪いと言った。
熱も少しあるようだった。辛くなったら看護婦さんを呼ぶようにと言ったら、
「わかってるって。ちょっと寝れば治るわよ !」と相変わらず強気。

1月20日(火)
食事も普通食に近いものが夕べから出されたようだ。
夜中にお腹が張って苦しかったけど、当直医師の指示がなかったのか、
下剤の座薬を出してもらえず苦しかったとか。痛み止めを飲んだら大分楽になって、
朝、座薬をもらって出したら、快調になって朝食と昼食は全部食べられた。
「どんどん良くなってるのよね」と言っていた。
姉に帰りに聞いたら、医師から、
「何とか食べ物が収まるようなので、一度退院しましょう」
と、言われたそうだ。母は一人暮らしだし、どういう風にしようか…
一応、しばらく姉が泊まり込んで面倒を見ようということになりました。
その後はどうなるか……。その時に考えることにして…
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
経堂の恵子です (恵子)
2009-01-21 15:45:14
気になっていた様子がわかりました。
辛いでしょうけど、
こちらでまた様子をお知らせください。
お手伝いできることがあったら、
なんなりと。
返信する
祈ります (nao)
2009-01-21 16:58:38
お久しぶりです。
bbsでは、皆さんの心配をなさっているmayakoさんが、
今、お母様の事でお辛い思いをしている。
なんと、お声掛けしていいのか解りませんが、
゛なるようにしかならないとき″ってあると思います。
お気を落とさず できるだけの事をお姉さまとどうぞして差し上げてください。
mayakoさんを応援している多くの皆さんがいます。
お辛いでしょうが、頑張ってください。
お祈りいたします。
返信する
恵子さん (mayako)
2009-01-21 23:17:13
ありがとう!
まだ、本当のことのような気がしません。
時々、すごく心配になったり、平気な気がしたり…
返信する
naoさん (mayako)
2009-01-21 23:21:47
ありがとう!
みんなに支えてもらうと力になります。

返信する
悔いのないように・・・ (えりえり)
2009-01-22 11:10:28
mayako様、お母様、末期癌だったのですね。義母も末期の胃癌で一昨年の初め頃に余命三ヶ月と宣告されてましたが、元気です。
抗がん剤治療をしていた時は見てると辛そうでしたが退院してから少しづつ元気になり胃も3分の1しかないのに食事も普通に食べています。
病院より家の方がいいんですよね。
何よりも好きな事をしているのがいいんだと思います。

でもこの寒い時期に退院すると風邪特に今はインフルエンザとかあり心配ですが、家族で過ごす機会をなるべく作って下さいね。

母親は特別な存在です。
mayako様もお体に気をつけてお母様とできる限りお過ごし下さい。

返信する
驚きました! (伸子)
2009-01-22 16:59:41
叔母様が・・・・本当に驚きました。
12月に弟に 皆さんのお元気な写真を見せてもらい、お互い老けたものだと過ぎし年月の永さを想い、懐かしく思った処でしたのに。
皆様のご心痛はいかばかりかとお察しします。
奇跡が起きて 回復なさいますことを、
叔母様の苦しみのないことを、蒲生よりお祈りいたします。
返信する
えりえりさん (mayako)
2009-01-22 21:23:54
ありがとう!
義母さまのように、元気になれるといいですよね。
どうなるかは誰にもわからないんですものね!
返信する
伸子さん (mayako)
2009-01-22 21:26:47
ありがとう!
泉先生の講演会の後、Gさんと一緒にお食事した時は、
あんなに元気だったのに…
返信する
祈っています! (taka)
2009-01-23 15:24:13
 久しぶりにブログのほうにお邪魔させていただいて、本当にびっくりしました。
 私の人生の中で一番つらかった時期に、mayakoさんの著書やブログやサイト、掲示板でどれだけ励まされ、生きる勇気を頂いていたかわかりません。
 mayakoさんのために、私は今何ができるだろう…と考えていた時、ふと自分がクモ膜下出血から生還した時のことを思い出しました。
 あの時、私は、たくさんの方々の想いの力に助けていただいたような気がしていました。非科学的かもしれませんが、たくさんの祈りの力が、大きなうねりとなって力となって私を助けてくれた…そんな感覚がありました。
 mayakoさん、私は遠い滋賀の地にいて、一番つらかったあの時に私の心を救ってくださったmayakoさんのために何もすることはできませんが、ここで、この滋賀の地で、mayakoさんの大切なお母様のご回復を、心から祈っています!
 医学ではわからないような力が、この世にはあるように思えてなりません。どうか、あきらめず、お母様との時間を大切に過ごして下さい。
  
返信する
takaさん (mayako)
2009-01-23 21:31:20
ありがとうございます。
末期と言われて、何年も生きてらっしゃる方がありますよね。
母もそうであってほしいです…
返信する

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