第1日 2017年5月13日(土)
あいにくの雨模様となったが、カントリーウオークグループの「特別例会」と称する1
泊のウオーキングに参加した。

集合は西武秩父線の終点、西武秩父駅に10時、駅前から望む秩父のシンボル、武甲山
(ぶこうざん)の山頂付近は、雲に覆われている。


西武秩父駅そばの仲見世通りは4月23日(日)にリニューアルオープンしたばかり。
新たに温泉施設も設けられた。

集まった12人は雨具を用意して、小雨模様の中10時20分にスタートした。
東に回り、秩父鉄道御花畑駅との間の通りを西へ、1.5五㎞近く進んで荒川の佐久良
(さくら)橋を渡る。

周辺の山並みは雨で煙り、下流側河床は大きな一枚岩になっていた。

荒川左岸沿いの県道72号・秩父荒川線をほんの少しで、別所集落を抜ける高みの旧道
に入って南に向かう。小さな祠(ほこら)に青面金剛塔や三猿塔などが祭られていた。


雑草地のあちこちにアヤメが咲き、ポピーも真っ赤な花を競う。


集落の南西端で県道に出ると、すぐ先に秩父三十四観音霊場第24番札所の宝泉寺(ほ
うせんじ)がある。

117段の急石段を上がって境内へ、階段沿いのツツジが満開である。


本堂は三間四面の方形造りで、江戸中期の建築らしい。本尊は聖観音一木造り座像、室
町時代の作で像高25㎝とか。本堂に参拝したら拝観できた。

本堂前に東屋(あずまや)があったので休憩する。


本堂の右手背後から車道に入り、北西に向かって緩やかな斜面を上がる。

間もなく土道となり林間をトラバース気味に進み、大きな建物の横に出た。銘酒・秩父
錦を直売をする観光物産館や「酒づくりの森」と呼ぶ建物などがある。


その横からさらに南西へと緩やかな傾斜の車道を上がり、12時13分に秩父ミューズ
パーク南口に着いた。バスで先行していたKFさんの待つ管理事務所近くの東屋に入り、
昼食にした。


南口には農産物販売所やテニスコートなどもあるが、雨で人出はわずか。ギリシャ神殿
をイメージしたというトイレのそばに、ヤマボウシが咲いていた。


13時ちょうどに出発する。南口がちょうど秩父市と小鹿野町(おがのまち)との市町
境、県道209号はすぐに小鹿野町に入りカーブの続く林間の車道を西南に下る。


午前中は小雨模様だったが、午後なり予報通り本降りとなった。車道沿いには、ヤブデ
マリやコデマリなど白い花が目に付く。


知らぬ間に県道は流れ沿いになり西北へと向きを変える。里山林の創出を目指すという
「わらび平はなの里」には、ツツジがあちこちに咲き、近くの路傍には若緑のクルミの花
が下がっている。


小鹿野町最初の集落、蕨平に入り、Y字路で左から来た県道43号・皆野荒川線に合し、
雨に煙る静かな集落を眺めながら進む。


県道沿いにあった酒店に入り、たくさん並ぶ秩父の銘酒の中から、何人かお好みの酒を
買い求めた。

長若(ながわか)郵便局や長若中の前を過ぎ、家並みの増えた長若交差点を通過し、間
もなくあった日本武(やまとたける)神社で休憩する。


日本武神社の祭神は大般若経の十六善神で、例大祭では神楽殿で神楽や歌舞伎が奉演さ
れるとか。正午からの中学生の歌舞伎に始まり、神楽や休憩を挟み20時まで長時間にわ
たり奉納されるという。

その先には農産物直売所があり、そばの般若の丘(はんにゃのおか)トンネルを抜ける
と般若の丘公園で、化石が産出したらしく化石の模型が見える。



公園には寄らずに進み、すぐ近くの今宵の宿、梁山泊(りょうざんぱく)には予定より
かなり早い14時20分に着いた。

和風家屋が4~5棟ある大きな旅館で背後には豊富な屋敷林があり、前庭には真っ白な
ツツジが咲く。
濡れた雨具を開け放たれた広間の隅に干し、女性は1部屋、男性は2部屋に入る。温泉
で汗や疲れを流し、幹事部屋ではさっそくビールや酒など開けて歓談が始まる。

日暮れ近くになると庭先の龍に灯が灯り、独特の風情を見せる。


夕食は幹事部屋で18時半から、盛りだくさんに山の幸が並び、料理のメニューを記し
たお品書きもある。特別例会でお品書きのある宿は初めてのこと。

多彩な料理とともに生ビールのサービスまであり皆喜び、Nさんの発生で乾杯し、懇親
の宴に入る。後半にはお二人の掛け合いなどあり、20時過ぎまで賑やかな宴を楽しんだ。

(参加 12人、天気 雨、距離 10㎞、地図(1/2.5万) 秩父、皆野、歩行地
秩父市、小鹿野町 歩数 18,200、累積標高差 上り約315m、下り約320m)
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あいにくの雨模様となったが、カントリーウオークグループの「特別例会」と称する1
泊のウオーキングに参加した。

集合は西武秩父線の終点、西武秩父駅に10時、駅前から望む秩父のシンボル、武甲山
(ぶこうざん)の山頂付近は、雲に覆われている。


西武秩父駅そばの仲見世通りは4月23日(日)にリニューアルオープンしたばかり。
新たに温泉施設も設けられた。

集まった12人は雨具を用意して、小雨模様の中10時20分にスタートした。
東に回り、秩父鉄道御花畑駅との間の通りを西へ、1.5五㎞近く進んで荒川の佐久良
(さくら)橋を渡る。

周辺の山並みは雨で煙り、下流側河床は大きな一枚岩になっていた。

荒川左岸沿いの県道72号・秩父荒川線をほんの少しで、別所集落を抜ける高みの旧道
に入って南に向かう。小さな祠(ほこら)に青面金剛塔や三猿塔などが祭られていた。


雑草地のあちこちにアヤメが咲き、ポピーも真っ赤な花を競う。


集落の南西端で県道に出ると、すぐ先に秩父三十四観音霊場第24番札所の宝泉寺(ほ
うせんじ)がある。

117段の急石段を上がって境内へ、階段沿いのツツジが満開である。


本堂は三間四面の方形造りで、江戸中期の建築らしい。本尊は聖観音一木造り座像、室
町時代の作で像高25㎝とか。本堂に参拝したら拝観できた。

本堂前に東屋(あずまや)があったので休憩する。


本堂の右手背後から車道に入り、北西に向かって緩やかな斜面を上がる。

間もなく土道となり林間をトラバース気味に進み、大きな建物の横に出た。銘酒・秩父
錦を直売をする観光物産館や「酒づくりの森」と呼ぶ建物などがある。


その横からさらに南西へと緩やかな傾斜の車道を上がり、12時13分に秩父ミューズ
パーク南口に着いた。バスで先行していたKFさんの待つ管理事務所近くの東屋に入り、
昼食にした。


南口には農産物販売所やテニスコートなどもあるが、雨で人出はわずか。ギリシャ神殿
をイメージしたというトイレのそばに、ヤマボウシが咲いていた。


13時ちょうどに出発する。南口がちょうど秩父市と小鹿野町(おがのまち)との市町
境、県道209号はすぐに小鹿野町に入りカーブの続く林間の車道を西南に下る。


午前中は小雨模様だったが、午後なり予報通り本降りとなった。車道沿いには、ヤブデ
マリやコデマリなど白い花が目に付く。


知らぬ間に県道は流れ沿いになり西北へと向きを変える。里山林の創出を目指すという
「わらび平はなの里」には、ツツジがあちこちに咲き、近くの路傍には若緑のクルミの花
が下がっている。


小鹿野町最初の集落、蕨平に入り、Y字路で左から来た県道43号・皆野荒川線に合し、
雨に煙る静かな集落を眺めながら進む。


県道沿いにあった酒店に入り、たくさん並ぶ秩父の銘酒の中から、何人かお好みの酒を
買い求めた。


長若(ながわか)郵便局や長若中の前を過ぎ、家並みの増えた長若交差点を通過し、間
もなくあった日本武(やまとたける)神社で休憩する。


日本武神社の祭神は大般若経の十六善神で、例大祭では神楽殿で神楽や歌舞伎が奉演さ
れるとか。正午からの中学生の歌舞伎に始まり、神楽や休憩を挟み20時まで長時間にわ
たり奉納されるという。

その先には農産物直売所があり、そばの般若の丘(はんにゃのおか)トンネルを抜ける
と般若の丘公園で、化石が産出したらしく化石の模型が見える。



公園には寄らずに進み、すぐ近くの今宵の宿、梁山泊(りょうざんぱく)には予定より
かなり早い14時20分に着いた。

和風家屋が4~5棟ある大きな旅館で背後には豊富な屋敷林があり、前庭には真っ白な
ツツジが咲く。

濡れた雨具を開け放たれた広間の隅に干し、女性は1部屋、男性は2部屋に入る。温泉
で汗や疲れを流し、幹事部屋ではさっそくビールや酒など開けて歓談が始まる。

日暮れ近くになると庭先の龍に灯が灯り、独特の風情を見せる。


夕食は幹事部屋で18時半から、盛りだくさんに山の幸が並び、料理のメニューを記し
たお品書きもある。特別例会でお品書きのある宿は初めてのこと。

多彩な料理とともに生ビールのサービスまであり皆喜び、Nさんの発生で乾杯し、懇親
の宴に入る。後半にはお二人の掛け合いなどあり、20時過ぎまで賑やかな宴を楽しんだ。

(参加 12人、天気 雨、距離 10㎞、地図(1/2.5万) 秩父、皆野、歩行地
秩父市、小鹿野町 歩数 18,200、累積標高差 上り約315m、下り約320m)


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