梅雨真っ盛り!土日に雨が降ると、人間もペットもストレスが溜まってくる。なにかストレス発散をしなければ~。
夜中から明け方にかけて強く降った雨も、日曜日の午前中に上がった。
さて、出かけるとするか!
長靴、カッパ、レジ袋、デジカメ等を、シュワちゃんが武装するかのように、身を固め、いざ出発!
目的は、”キクラゲ採りだ!”
怪しい出で立ちのシュワちゃんは、こんな藪山の中に吸い込まれるように入っていくのでした。
山の中は、蔓や野イバラに足を取られ、歩くのもままなりません。カッパの下は、既に汗びっしょりです。『痩せる、痩せる。』と自分を勇気づけ、ひたすら枯れ木や倒木の肌に目を凝らします。
30分くらいうろつき回ってやっと見つけたものは、小ぶり過ぎて、まだ育ち始め~。今年の秋を楽しみに、リリースならぬノーッタッチです。下手に触ったり、動かしたりすると、それだけで環境が変わり枯れてしまうのです。
次にみつけた、キクラゲのコロニーです。木に絡まる蔦に生えています。しかし、手が届くところで地上2メートル。
木の股によじ登って、手の届く10枚位を収穫。
蔦は5メートルまで伸びていて、ビッシリとキクラゲが生えています。その高さではどうしようもありません。無理に登って滑る木から滑り落ちて怪我をしても誰も助けに来られません。泣く泣く諦めます。
次に、去年収穫した倒木に出会いました。ところがこのとおり。すっかり環境が変わって、何もありません。それまで上を覆っていた小枝が、倒木の巻き添えで日光が当たるようになっていました。
菌糸は、昨年の暑い秋に、みんな死んでしまったようで、蔓が覆い始めていました。・・・・・・・
これが、去年大量に収穫できた倒木の写真です。キクラゲの生育環境は、台風の倒木一つで、がらっと変わってしまいます。・・・・・・・
それからまた歩き続ける事、30分。レジ袋は全然膨らみません。足が重くなってきました。
全く見つからない状態が30分も続くと、レジ袋は軽く、疲れだけが溜まってきます。思えば今年の春は雨が少なかった。それが原因かな?とか、今日は、これで(キクラゲ10枚)我慢するか。~と考え出します。
諦め掛けてUターンした帰り道(藪)です。目の前の枯れ木の立ち木に茶色いモノが!
思わず、『あった~っ』です。
でかい!手のひらサイズもあります。2メートルの高さまで、ビッシリと生えしこっています。
こんな時には、歌が出ます。アリスのチャンピョンから、一節『帰れるんだ、これで、帰れるんだ~おお~』
自宅に帰って、洗浄です。
魚釣りと同じで、持ち帰っても、あとの処理は本人の責任です・・・・・
キクラゲ取りは、ダメな時はダメで、坊主の時もあります。でも、コロニーに出会えば、乾杯!です。
これから天日乾燥して、チャンポンや、タイピーエン、チャーハン、すき焼き等に使います。中国製品でない、『安全安心』のキクラゲです。
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