2010年4月25日、プロのカーバー(チェーンソウアートだけで飯食っている人)の『城所ケイジ』と会って、握手出来た
遅まきながら、今になってアップします
チェーンソーアートに興味がある人で、彼の名前を知らないとモグリと言われるほど、彼は有名で、彼の作品には鳥肌が立つ『ティラノザウルス・龍神様・古代魚(ピラルク・アロワナ・シーラカンス)』などなど~
その城所ケイジが、湯前町の里宮神社に奉納する龍を作りに来ると言うニュースが正月くらいから既に入っていた
23日の神事から始まっていたが、日曜日の25日にやっと来る事が出来た
早朝から出発し、駐車場までチェーンソーの爆音が響いて、降車と同時に急ぎ脚になる(笑)
境内には横断幕が張られ、まだ朝早いというのに、観客は取り巻いていた。
昨日までの経緯の写真がプリントされて展示されていた。
見落とした無いようなので、パチリッ
頭部や、胴の腕、雲流みたいな胸部分までは既に出来ていた
たぶん初めて見る人もこれだけ興味津津に観客は取り巻いて見ていた。
10時前に休憩~どこでも奥さん同伴みたいで、奥さんの役割はチェーンソーの給油・オガクズ取り・整備~物販の接客会計と忙しそう
ホームページでは見ていたものの、実際に会うのは初めての事
チェーンソーカービングの本を買って、裏表紙裏にサインをもらった
彼の信条で気に入った事は、森の森林資源を有効に活用し、アート作品として命を吹き込む事~付加価値を付ける事
それをやるカーバーを増やす事が、森林再生にもつながると考えている事だ。
彼は材木の選択からこだわりがあるという~例えば、『伐採時期・月周期と併せた、具体的伐採時期と時間帯』
それに従って、神主は伐採をして準備したという
今回の材木は境内の端に立っていた、樹齢60年ほど経った大きな杉の木。直径は60cm位はあるようだ
さて、作業開始~パフォーマーとして、チェーンソー・カービングバーの説明や、基本的な防護アイテムの、チャップス・ゴーグル・マスク等の説明もあった。チェーンソーは危険な道具でもあるし、カービングという本来以外の目的に使うので、いろいろな防護アイテムが必携となる
さて、カービングも下部域となり、最適な位置へとフォークリフトの足場が少しずつ下に降ろされる。
龍のとぐろを巻く螺旋の部分を、舐めるようにバーの先は削っていく。
見ていて面白いが、実際はそう簡単にはいかない。
下絵も描かずにどうやって刃を入れるのかが素人には理解できない。
それでも、綺麗に曲面が作られて行く
龍の背びれ部分の鱗片
鱗
部分がバー先の尖がりを利用して、規則正しく面白いように刻まれて行く~
ノミによる作業と比べて、そのスピードは比べものにならない早さ~しかも、綺麗~迷いがない
延々と作業は続いたが、4時近くになったので完成を待てっずに帰ることにした
それから一月後くらいに、時間を作り『奉納具合』を見てきた
架空の龍なので、具体的にどんな腕の付き方?が正しいか批評はできないが、チェーンソーだけを使って見事な出来栄えとなって、『登り龍』として奉られていた。
やはり、生の作品~それも製作途中を垣間見られたことは良い経験だった。
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