Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

炭焼き体験・ゼロエミッション燃料メイドin五木2回目(後篇)

2011年11月23日 00時27分26秒 | Weblog

さて、あっという間にお昼になった
仕事前の鍋に加えて、シシ肉BBQのお昼となった



焼き奉行が自然と出来て~、



みんなの前の皿に次々と配り、次々と口に運ばれた



さて、昼食の間も交代で薪をくべていた
この窯には煙突が2つあり、手前の筒の無いのが『カマドメ』で、奥の煙突付きがが『ショウジ』と呼ばれる
この違いは、『カマドメ』は窯の内部の上部に空いた穴で、『ショウジ』が窯の内部の底に空いた穴という違いがある。
着火すると、炎は並べ立てた材の頭の上を通り焦がしながら水分を抜き、カマドメから大量の煙として出ていく



そう言った説明を煙に咽びながら、分かった様に聞く。



追い焚きの薪をくべて、雨のために順延としていた『玉切り(伐採と窯に入る長さへのカット)』に移った。



すぐ近くの山の土手に、直径30cmくらいのイチイガシがあり、これを伐採することとなった。伐採は、助手の溝口さん
足場を決めると、チェーンソーがスロットル全開で唸った



これは、雪ではない。勢い良く飛んできた大量の鋸屑ピントが合わせようがないので、ピンボケで雪の様



ちゃんと、倒す方向に、下段の刃を入れ、反対側から切り進めると、向こうに自然と倒れていく
枝ぶりのバランスも考えて、自分が逃げる足場も準備しての伐採作業~一番危険な作業だ



重機で、作業しやすいところに引っ張り出し、玉切り開始
120cmくらいの竹定規で測りながら、次々に玉切り。



調子よく枝を切っていると『違う違う、枝はぎゃんして落とさやん』と、助手の溝口さんの声が飛んだ
枝の部分では普通の切断とちょっと違う~炭の形からすれば出来るだけ真っすぐが良いので、鋭角に張る枝も角が立たないように、主幹から削ぎ取る様に幹にそって刃をなぞり、枝を落としていく。



今回は条件が良い所なので、重機が使える。
重機様々だ~1本で何十kgにもなる丸太もなんのそので、ダンプに積んで行く



そして、窯の近くにドサーッと落とす



玉切りが終わると、窯の前で火の管理の再開
薪をくべるのは、炎を窯の奥に届かせ、材を焼くための行為。
ところが薪が燃えると大量の炭(オキ)がたまって燃焼室に薪が入らなくなる。
そこで必要な作業が『炭掻き出し』



柄の長い特性のスコップを突っ込んで、オキを掻き出す



薪が入る空間が出来たら、薪の投入。これが熱くてたまんない作業~長く火に当たると作業服が熱を持ち、皮膚まで熱くなる



一方で、さっき運び込んだ材を、さっそく楔(ヨキ)とドンチョウを使って半割、4つ割~6つ割にしていく。



さて、大きな材は、ユンボを使って割っている~と聞いたので、その実演のリクエストがあった
H鋼の溝に丸太を乗せて、爪ありバケットの爪を中心に当て~



バリバリッ~っと、いとも簡単に割れていった。さすが重機の力~使いようだ



日も傾き初めて、一同は五木温泉で汗を流して、懇親会・夕食の開始
先生の挨拶『今回は順番が逆だったけど、玉切りも出来ました~お疲れ様でした~』乾杯~い



これは、シカ肉のから揚げ



懇親会だけの参加者も有り~そこが良いのかも(笑)



悠さんは、五木子守唄祭りに備えて竹灯篭を作りたいと先生を誘惑中『竹灯籠、作りましょうよ~』『しよんなかなあ~



話は尽きないが、気づいたらあっという間に1時を過ぎていた。
みんな強いお開きの発声



締めは、焼酎の先生~溝口さんの『明日も頑張ろう~』で終宴とした



次回の第3回は、11月12~13日の開催~しばしのお待ちを

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