2015年2月上旬
ロープワークを講義で教えていて、不便だったのは、学生や研修生を前に、空中で結んで見せたり、椅子をひっくり返して、椅子の足を使って説明していた事
習う方も、講義実習時間が終わり練習ロープを回収したら、もうそれっきりで、なかなか自主練習に結びつかなかった事
練習ボードなしの頃の講義
ロープワーク練習ボードなんて市販の教材はどこにもありません
『無いなら、自分で作れ』
そこで、講義演習を分かりやすく、好きな時間に練習出来るように、ロープワーク練習ボードを作りました
先ず買ったのは、練習ボードになるのは、12mmと15mmのコンパネ2枚の張り合わせ
なんで、2枚かというと、1枚だと木ネジ(コーススレッド)が24mmでも、裏に突き出てしまう事。
それに、裏表2面を使って一人でも多くの人が練習出来るようにと考えたからです
次は、可動式にして教室までも運べるように、角材に不要になっていたローラーを付けました
これらは、我が家の廃材利用です
何かの鉄製の衝立(パーテーション)の骨組みがありましたので、これに穴を開け可動台を取り付けました
この枠に、コンパネを貼り付ける計画です
ロープをかける、横棒となる旧タオルかけや、購入したタオルかけです
南京結びのために買ったフックも、2枚のコンパネ板に取り付けました
衝立の骨組みをみると、邪魔になるカスガイ部分の出っ張りが邪魔して、板を取り付けられません
それに当たる部分に切り込みを入れます
ジグソーは便利です
衝立の鉄枠に板越しに、ドリルで穴を空けます
そして、コーススレッドでコンパネと金属枠を固定します
問題だったのが、L字枠の内側は89cm
90cm幅のコンパネが入りません
180cmの辺を1cmだけカットしました
この衝立のフックも、板の取り付けに邪魔になります
もう一つ、衝立は 日の字型 に、補強の横枠が入っていたので、せっかくの1枚板をカットしなければなりませんでした
切り込みを入れます
さて、練習用のロープの束から適当な長さのモノを選抜
男結びには、細いヒモが適当です
南京結びをやってみました
これは講義でも使いやすいです
どっちが、裏・表はありませんが、同様に出来ます
テプラーで、『○○結びを、せよ!』を作って貼り付けました
完成です
後日、『テキスト:営農に役立つロープワーク』のポケットを取り付ける計画です
せっかく作ったものの、もう3年目の勤務~4月からの新規就農研修生に教える事が出来るか分かりませんが、『引き継ぎ書』には、書いておきたいと思います。
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