2015年2月22日
タイトル~なんで、フランケンシュタイン時計んでしょう
一言で言うと、2つの似たような時計があって、健全な時計の心臓部を他の壊れた時計に移植して、見かけは代わっても、壊れた時計の方を動く時計に作り直したって事です
~そう言う事です
さてさて、左のCASIOの白い壁掛け時計(平成7年購入)と、右の茶色っぽく、名も知らないJECOの壁掛け時計(平成3年購入)~
実は、左が動かなく、右が健全に動くのです。
どちが好きかは、好みの問題でしょうが、CASIOの白い壁掛け時計を復活したいと思いました
死んだ時計の心臓をえぐるべく、前段として針をハズします。
心臓をえぐり出す前に、周りの器官を取り外します
壊れた心臓を取り外しました
茶色の古い方のガラスカバーは本体シャーシパネルと、金属爪の捻り留めになっていました。
ペンチで捻って -マイナス型爪に戻し、これで抜けるようになります
ガラス表面が外れて、針が外せます
こちらの針は、ペンチで挟んで、真っ直ぐに引き抜きます
さっきの死んだ白い時計の針外しは手でやっていますが、指で直接外すと必ず変形します。
大事な方は、ペンチで均等な平面の力で真っ直ぐに引き抜きます
次に、文字盤と時計心臓部を固定してある、ナットをラジオペンチで外します
どちらも似たような心臓部です
上が故障、下が健全です。
さっそく、心臓を取り替えようと、黒いボックスに収めようとしますが、四角い縁がホンの少し当たって、入りません
プラスチックの邪魔な縁をペンチで折り、取り除きました
無事に収まって、さっそくナットで固定します
黒い針を取り付けようとしましたが、別の心臓部に時針・分針がはまりません
針の色にはこだわらない事にし、ワクワクしながら針を取り付けました
針は無事に動き始めました
さて、秒針が動いたからって、大丈夫とは言えません。
柔らかいアルミニウムの針なので、取り外しでは必ず曲がります
時針と分針、分針と秒針の衝突があれば、60秒以内、60分以内で止まります
1時間も待てないので、ゆっくり回して、擦れ合いが無いか確認します
いよいよガラスをはめてみました
ところがネジを止めてガラスが着くと、秒針が止まるのです
原因は、心臓部が前に出過ぎて、秒針軸の中心が、ガラス裏面表面に当たっていたのでした
ならばどうする
文字盤の裏と心臓部の間に何かを挟み、引っ込ませればよい
でも、針軸が通る直径12mm程の穴が空いていないといけない
何か適当なモノがあるか~と探したら、CDがピッタリでした
2枚のCDを挟んで、約2mmの後退が出来ました
もう一度ガラスをはめてみました
動きました
しばらく放置して、ちゃんと動き続けるか観察しました
大丈夫のようです
特にどこに置くという計画もないから、日曜大工の作業場となる駐車場に置く事にしました
また、つまらぬ事に時間を遣ってしまいました
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