2016年6月下旬
我が家で一番新しい家族の『寅次郎』・・・猫の紹介ではありません。
1年ぶりの彫刻のモデルになって貰いました。
イメージは・・・
『目標の獲物に向かって、お尻をモゴモゴして、今にも飛びかかろうと構えている瞬間』ですが~
なかなか、思いどうりのポーズはとってくれません。
アレコレ、体勢をイメージに矯正しようとすると、『なにするんだよ~』てな顔つきで
ガブリッと噛まれ~
プリッと、どこかに逃げていく~
そんな状況で、カット・カットを集めて、下手なイメージを描きました。
2016年6月28~30日
絵と彫刻の違いは、なんてたって2次元と、3次元の差!
この1次元の追加は、空間の深みと言うべき立体化そのもの!
平面でうまく描けても、立体ではうまく彫れない!削り過ぎたら戻せないので、入念な立体把握が必要だけど・・・それがなかなかうまくいかない!
それを補ってくれるのが、粘度でのモデル作成!
晩酌後、夜な夜な、部屋に籠もって3次元に起こしました!
大人になっての、粘度遊びです(笑)
初めての大人の粘土アソビ
2016年7月3日
今年の梅雨は過激!凄い雨の一日、駐車場に隠って、いよいよノミを入れました。
材木は、五木村の大工、上村さんから貰った、榧の木(カヤノキ)。
5年間放置していたので、汚れ染みがすっかり着色していた。
長さ60cmあって、シッポを丸めたら、実物大に彫れそう・・・?
ノミの打ち込みにも逃げないように、作業台にストッパーを付けて、手づくりチョウナを振るいました。
榧の木の白い肌から、なんとも言えない芳香が、永い眠りから覚めたように湧き立ちます。
粗彫りなんで、大胆にカット。
この段階までは、断面が長方形の材を縦長に彫る予定でした。
ところが、粘土モデルと比較すると、縦長ではどうしても幅が足りない・・・
アニメ:トムとジェリーで、トムが両側から挟まれ潰れ、縦長に伸びた形になってしまう・・・Www
仕方なく、材を寝せて使うという設計変更~横幅を優先させた。
線引き下描きをやり直すと、後はノミでガンガン彫るだけ~
下描きは直ぐに削られて無くなる~
常に粘土モデルを側に置いて、それをお手本に彫り進めた。
粗彫りなんで、頭も体も肥満体です。
粗彫りは、おおざっぱに見えますが、骨格的な下地です。
ここで、間違っていると、後々の修正が難しくなります。
中彫り段階は、ただいま整理中!
~お願い
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