Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

アイロン取っ手修復

2022年06月07日 22時30分34秒 | 日曜大工

2022年6月5日

雨による自宅待機の一日でやったもう一つの『宿題』

それはアイロンの取っ手の修復です。
信頼ある、T-fal(ティファール)のアイロンでしたが、取っ手の白いプラスチックがボロボロと崩れて、白い粉までポロポロ落ちて不快極まりない状態でした。
(欠陥商品だろ!)
これはボロボロ箇所を取り除いたところです。

さて、本体のアイロン機能は良いので、捨てる事は考えず、この窪みをどうして埋めようか?と考えました。

①紙や粘土でも詰めて、ビニルテープで巻く?
②コーキングを流し込み、固まったら成形する?
③木を形に合わせて削って填め込む?
ディベート結果 
①は、しばらくしたらビニルテープがベタベタしてくるだろう。
②コーキングは流動性があるので、この形で固まるまで待つのは難しいだろう。
③適当な木が見つかれば、当て木(あてぎ)が良いかも。



ということで、薪ストーブの薪のストックから、《焚き付け》 部類の枝を物色。
クヌギでは固すぎる・センダンは柔らかすぎる・・・・・

『これは、太さもちょうど良さそう。このまとまりはあの時の伐採だから、幼木楠?』



と、引き抜いてアイロンに充ててみました。
太すぎず、細すぎず で決まり



決まれば、後はカンナで削って、嵌る様に削るだけです。
おや~いい匂いがしてきました




問題の凸凹接地面は、【自在ゲージ】の出番です。



象った形を材に線引きし、概ねの削り取る見当をつけます。
ただ、三次元の形なので、ちょっと厄介です。




普通のノコでは切りにくいので、糸鋸の出番です。
バイス(万力)にしっかり固定しギコギコ。




取っ手に入り込む凹凸部分の象りですが、この局面は複雑です。



もはや、切り出しナイフでの微妙な削りこみです。
結構粘りがある材で、薄くなっても杉みたいにポロッと欠ける気配がありません。
『適材適所!』




う~ん、奥まで入りません。
下の弧を描いた赤い線で当たっていますので、ここを削ります。




前には詰まりました。
もう少しかな?でも、右側を入れてみないと。




後ろを入れるために、切り詰めます。



今度は、この赤い線で削ってみます。



バイスに挟んで、削って、当ててみて、またバイスに挟んで、削って、また当ててみてを繰り返します。
『こんな時に、3Dプリンターがあれば、簡単に出来るだろうに・・・』と思いながら、何度も微調整します。




だんだん、追い詰めました。



今度は彫刻刀の出番です。



入ってくると、『あちらが入れば、こちらが入らず』的な個所が次々と。
バイスに挟んで、削って、当ててみて、またバイスに挟んで、削って、また当ててみてを繰り返します。




微妙な段階になったので、次は 『カーボン紙』 の出番です。



この黒い箇所が出っ張り個所と分かりました。
ここを削って、また嵌めてみます。




ラッキョウの皮むきではありませんが、次々と黒い接点は新たに出てきます。
キリが無い訳ではありませんが、接点の黒が平面的になってきたら、それだけ接地面がフィットして来たと判断し終了宣言。

う~ん、この木目は何だろう
それに、甘く様でいい香り




本当に楠かな樹皮と甘い匂いは朴ノ木(ほうのき)みたい
取りあえず、散らばった切りくずを掃除して仕上げです。




仕上げは、バイスで挟まれ傷だらけに汚れた面を、サンドペーパーで滑らかにしました。



固定方法は、ネジ止めはやめて、クリヤー(透明)ボンドでの接着としました。
包丁研ぎから、アイロン取っ手修復でずっと駐車場で過ごした一日でした。
辺りはすっかり夕方になってしまいましたが、宿題をやり遂げて満足の休日でした。




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