2019年1月6日
僕の母は、自家製の美味しいダイコン漬けをする人で、近所や親戚から喜ばれていました。
でも入院や死去により、すでに4年間自家製ダイコン漬けを食べていません。
それからというもの、一人暮らしの高齢親父の世話もあり、週1は実家に帰るようになる生活になっていました。
草ボーボーだった菜園を復旧させ、土づくりにも熱心に取り組みました。
おかげで野菜の生育は良好となり、今年はたくさんのダイコンが育ち、処分に困るほど出来ています。
そこで、自分でダイコン漬けを作ってみることにしました。
その前哨戦が、この台車っていう訳ではありませんが。
ちょうど良い、干し台になりました。
一人暮らしの親父に、(天気の良い日の朝、日向に出して、夕方に納屋に移動を繰り返して~)と頼んでいました。
そうやって年を越した、1月6日朝。
弓型に曲がる程度乾燥が進みましたので、実行です。
準備段階として、皮むきです。
これは、母親がやっていた方法で、面倒ですが味が良く染みて、食感も柔らかいメリットがあります。
歯の弱い高齢者にも噛めるダイコン漬けになり、喜ばれていました。
長期保存のためには、《丸くなるまで乾燥》ですが、表皮が皺皺になると、ピーラーで剥くのは難しくなりますので、今日の決行としました。
この日は天気が良く、皮を剥いて更に4時間天日に干しました。
漬け樽も綺麗に洗って、良く乾かしました。
母親の技術伝承はされていませんので、『タクワン漬けの素』に印刷してある漬け方に従いました。
中期漬けーー15kg--弓型ーー塩1kg--米ぬか1.5kgを準備しました。
早朝、コイン精米機から集めた、新鮮な米ぬかです。
塩は、にがり塩を選びました。
各分量を、別の容器に入れ~
良くかき混ぜました。
ぬか床では、黄色いターメリックの色が無くなりました。
いよいよ、漬け開始です。
一番底に、ぬか床を敷いて、ダイコンを並べていきます。
真ん中には、実験的にカブを入れてみました。
ぬか床をまぶしました。
さらに、ダイコンを並べ重ねます。
また、ぬか床をかけて、次のダイコンを重ねます。
最後の一番上のぬか床は、(一番量を厚く)とありましたので、計画的にたくさん残しておきました。
ダイコン漬けの変色防止と品質維持のため、一番上をダイコンの葉で覆いました。
ここは、母が使っていた4畳半くらいの『漬物小屋』です。
たくさんの樽や重石がありますが、今まで開かずの間でした。
そこに運び込みました。
さて、重石ですが、30kg材料で、40kgの重石
15kgなら20kgかなと考えました。
母には無かったアイデアとして、重石は重いので、やや小さな樽(40リットル)に水を溜め、重石にしました。
浸透圧で出た漬け水が、うまく上がってくるのかの確認は1週間後しか出来ないので、6kg重石と水20リットルくらいとしました。
漬物石の重さ調整は大変です。
水であれば、重すぎたホースを使って『サイフォンの原理』で排水し、軽ければ水を追加すれば良いし、自由に調整できます。
さて、1週間後が楽しみです。
また、報告します。
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