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定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

ファンヒーターの修理

2014年02月09日 09時46分16秒 | Weblog

2014年2月8日

妻が朝からブツブツ言っていた 
『2年前に買った、このファンヒーターぜんぜん着火せん!捨てる前に、タンクの灯油を抜き取って!買ったときから調子悪かったもん!そして、製造会社に文句言って』 
見ると、3年保証ってあるから、 持ち込めば無料で修理できるんじゃ
とも思ったが、ひとまず見てみることにした。

良く見ると、吹き出し口のスリットが異常に錆びている
なにか液体がこぼれたようなひっかけたような
あとで、これがネコのスプレーと分かった



前蓋、吹き出し口を外してみるとサビと、尿の結晶がアチコチに付着していた
(写真はそれらを拭き取った後~あまりビックリして撮影を忘れた)



燃焼室の蓋を取ってみると、ネコのスプレーはここまで入っていたらしく、結晶や錆をワイヤーブラシで削った



『着火に失敗する』って事は、これまでの経験で、灯油の劣化、燃料気化装置か火花を飛ばす着火装置部分と見当はついたが、灯油の劣化は考えられないので、燃料気化装置の給油ポンプや気化部分を分解(残念ながら油まみれで撮影しなかった)したが、異常なしだった。

次に着火装置をチェック~気化した灯油の白煙の中に火花が飛んでいない事を発見 

となれば、
発電装置か、電極不良と考えられる

先ずは、電極を磨いてみることにした
ここは繊細なので、荒っぽいワイヤーの回転ブラシは使えない~
サンドペーパーで磨くことにした。

サンドペーパーは、ナイフづくり必携なので、メッシュの大から小まで揃っている。

(ホームページに以前書いた)
ファンヒーター修理




とりあえず、150番くらいで磨いた
電装プラグの様な左側の電極を全面磨いた



右側の電極が必要なのか左側1本でも良さそうだが
2本必要なのが良く分からない~

ただ、気化したガスは右から送られてくる



燃焼口のネットも磨いて、燃焼室は綺麗になった
さて、またまた電源を繋いで燃焼テスト
『ジ~ジ~っ』といってスパーク



『ボッ』といって一発着火した
明るくて炎はよく見えないが、右下のネットの上に青い炎の芯が見える



無事に着火したので、発電装置は大丈夫と判断

さて、せっかくだから周りの錆や尿の結晶を落とすことにした。
ワイヤーブラシを使って磨いた



吹き出し口のスリットにブラシを突っ込み、ジャンジャン磨いた



下の受け皿の錆びも、きれいに落とした



ファンヒーターの上には結構物を置いたり、たまには乗ったりする家族の輩が居るので、変形するものだ
天板の蓋と、側面の変形をプラハンマーで矯正した



商品名である、ファン部分を綺麗にした
これが回らないとストーブとして燃え上がることになる



裏のファンカバー(空気取り入れ口)のネットも綺麗にした



修理完成です




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