Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

三角ホーの修理

2020年07月23日 11時42分19秒 | 日曜大工

2020年7月23日

前日22日の夕方、研修生資材庫のカギを締めに行った時、出荷作業用テーブルの上で『折れた三角ホー』を発見しました。
見覚えのある鋼鉄製三角ホーは、6年ほど前に6,000円位でM種苗店から購入した記憶があり、僕にとっては再会です。
(なんで報告しないんだろ?報告するのが怖い?明日になれば自然にくっ付くのか?困るのは使えなくて困る研修生自身だろ?仕方ないなあ、4連休だし持ち帰って修理するか!




ってな訳で、23日朝から修理しました。
先ずは中に残った柄の木片の取り出しです。
ドリルで木片を砕きながら、粉砕くずを取り出します。




ホーの中子の金属は、アルミ製のピンで止めてあります。



アルミ製のピンは引き抜こうとしても抜けません。
ニッパーで挟み切りました。



ピンの頭は切れたものの、中のピンは残ったままです。
ドリルで粉砕しました。



替えの柄は無いので、少し短くなりますが支障は無い長さです。
この線まで細めなければなりません。




約2mmの凹を鋸で周回しました。



彫刻刀でホー側の内径に合うように削っていきます。
この溝が奥行きであり、深さです。




ナイフで、全体を削り細めます。
柄の材はラワン棒なので、深く刃を入れると先割れして一度に細くなりますので、少しずつです。



ナイフの粗削りの後は、カンナで滑らかに削ります。
時々ホーを突っ込んでネジリ込んでは引き抜き、汚れでキツイ所をまた削ります。



均等に削れて、シックリ入りました。(ジャストフィット



ホーの中子の厚さは4mm、ピンの位置を印して、薄刃鋸で4mm厚さを開けます。



だいたい4mmが切り出せました。



ドリルで残った部分を穿孔し切り離します。



綺麗に木片が取り出せました。
薄いと中子がきつくなり、膨らむとホーが入りません。




きっちり入りました。
ピンは無いので、コーススレッド(ネジ釘)で固定しました。



三角ホーは立ったまま雑草の根切りや土寄せをする農具で、刃には切れ味が求められます。
朝からうるさいグラインダーは近所迷惑ですので、ヤスリで研ぎました。



作業後は水洗いを励行していますので、ホーの隙間から中子に水が入り、錆や腐れ防止に、接着剤で穴埋めしました。



完成です。



道具・農具は使えばいつか壊れたりするものですが、ちょっとしたメンテナンス・修理でまた長持ちできます。

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