ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て左折、天神田(字天神の田んぼ)を歩きます。
獅子くんは、早春の草を見付けてパクつきます。
遠くに白い浅間山が見えます。
浅間山は吹雪いているかな?
ひめちゃんは、ちょっと心配顔です。
大丈夫だよ
もう子供達の通学時間は過ぎているから。
ひめちゃんはいくつになっても、何故か、子どもにたいする恐怖心を持ち続けてます。
いくつになってもって、そうそう、ひめちゃんと獅子丸は、今月が誕生月でした
お誕生日が来ると、9歳になります
帰り道、獅子くんはアブラナを見付けて、またパクつきます。
庚申塚古墳を通って帰ります。
ここの石造物の石は、どのようにして調達したのだろう?
わざわざよそから運ぶことは考えにくいです。
円墳のようですけど、現在は形がゆがんでいます。
石室の入り口らしき所は、南の中腹にあります。
もとはもっと大きな円墳で、周囲の利用しやすいところから順次石仏等に利用されたかな?
付近には他にも古墳があったようだし。
葛塚は、石が豊かな古墳だらけの村だったのかも知れません。
(産泰神社)拝殿の西側には、神楽殿があります。
しっかり現役のようです。
神楽殿と拝殿との間に、かわいい空間があります
戌はお産が軽く、一度にたくさんの子どもを産むことから、「安産の守り神」として親しまれそれにあやかったものです。
何度も犬の出産に立ち会った経験から、余計なことを言えば、犬もお産はそれなりに大変です。
人間と違って、複数の子どもがわずかの時間差で生まれます。
へその緒を切り、羊膜を破り、顔を舐めて息ができるようにしてやらなければなりません。
さらに、先に生まれた子どもが、おっぱいに吸い付きます。
ママ犬は、出産とその後の処置に疲れ、ついウトウトとしてしまう事があります。
処置を怠ると、子犬はこの世で生きることができないのです。
ひめちゃんたちは、七海ママが頑張ってくれたからこそ、今を生きているのです
さて、奥に見える社殿と巨石群に参拝しましょう
階段を上がって、金比羅大権現です。
残りの人生の海を乗り切れますように、心を込めて参拝です
これまた、彫刻が見事です。
江戸時代の上州彫刻師集団の活躍かな?
社殿右の巨石群です
パワーありそうです
説明板もあります。
この岩山は約13万年前、赤城山で発生した「石山土石なだれ」によって出現したといわれており、古代より神々が鎮まる磐座として信仰されております。
古代から磐座(いわくら)のパワースポットだったのです
さきほど参拝した磐座の七ツ石雷電神社とも、さほど離れていません。
七ツ石雷電神社も、同じ流れなのかもしれません。
少し南に石山観音があります。
石山土石なだれは、国道50号線の南にある石山観音にまで下っていったんですね
石山観音しばらく行ってません。
またそのうちに行ってみましょう