黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

榧の木の物語総集編4(円空も通った?・浅原薬師堂の大カヤ)

2024-02-03 14:15:31 | 榧の木の物語・総集編

寒い朝ですけど、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出る道に入ります。

直進すると、ひめちゃんが足に2度ケガをした道になります

あのカーブミラーの所を左折します。

ここはミニカーのサーキット場への道でもあり、最近まで、休日には他県ナンバーの車もたくさん押し寄せていました。

この頃は見かけません

今は、新しくできた山上多重塔の隣に押し寄せているようです。

 

 

 

群馬県の巨木で榧(かや)を検索したら、隣のみどり市大間々町浅原(あさばら)にもありました

(2020年1月)大間々町を国道122号線を北上し、突き当たった福岡大橋で渡良瀬川を渡ります。

すぐに右折して、信号2つ過ごし、すぐの細道を右折します。

 

あれ、大きな榧だ

本当に右折してすぐです

 

推定樹齢は約700年とあります

700年前というと、鎌倉時代末期から南北朝時代です。

ずーと人々を見つめ続けてきたんですね

 

 

とりあえず、薬師様にお参りです

薬師様はしっかりしまわれていますけど、隣に昔は鮮やかだった彫刻があります。

何の物語でしょう?

人間ではないようにも見えます

反対側にもう1枚同じような彫刻があります。

 

 

さて、榧の木とじっくり向かい合います。

さすが樹齢700年の貫禄です

 

 実が落ちています

この木は雌木です

まだまだ壮年という感じです

 

 

榧のパワーをもらったところで、周辺の石造物を確認です。

庚申塔はいくつもありました。

道祖神もあります

細い道ですけど、道祖神があると言うことは、昔は幹線道路だったかもしれません

この付近は、その昔、円空が日光に行く途中通って、2体の円空仏を残していったそうです

円空はここを通って日光にいったかのかもしれません

 

薬師堂の敷地内には、五輪塔もあります

 

二十三夜供養塔&三ヶ月不動明王です。

同行者が、ちょっと簡単に拓本をとろうとしたら、肉眼ではよく見えなかった文字が浮かび上がりました

二十三夜の月待ち講では、一般には勢至菩薩を守護神とするそうですけど、ここは不動明王です

 

不思議な形、何だろう?

庚申の文字がありました

 

現代の道路は、まっすぐにまっすぐにと作られます。

昔の道は、けっこう曲がりくねってます。

円空が日光に行くとき、この榧の木をみあげたかも知れません

 

それで、日光方面というか、道なりに東の方に出て、県道に出ようとしました。

ところが少し先は行き止まりになっていて、車は通行不能でした

円空体験は、ほんの少しの時間でした

 

なんとかUターンして、元来た道を戻ります。

途中で見下ろした榧の木です。

おかげさまで、全景が撮れました

 

 

初出  2020.01.18   カテゴリー 群馬県・東毛 (円空も通った?)浅原薬師堂の大カヤ

改稿  2024.02.03

 

あれ以来行ってません。

その内に暖かくなったら、また逢いに行きます

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