黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

西伊豆紀行 2(黄金崎と三島由起夫文学碑)

2020-03-17 15:16:06 | 西伊豆紀行

ひめちゃんと獅子丸がお散歩に出る時は、気温はまだ氷点下でした

ひめちゃんの足下が凍ってる

よく見ると、長い大きな霜柱でした

堀之内の北端、例のミニカーのレース場の向こうに、浅間山が見えます。

写真では、奥の電柱の向こうにぼんやり気味です。

でも、肉眼でははっきり見えました。

葛塚城の堀之内からは、浅間山が見えるのです

 

赤城山は、大沼・小沼の2つの湖をかかえた峰が白くなってます。

見返りひめちゃんでーす

気温も少し上がってきました

 

 

 

西伊豆2番目の訪問地は、黄金崎(こがねざき)です。

夕日の名所と言うことですけど、時間がちょっと早いかな?

馬の顔のように見えるといいますけど、そう見えます

 

遊歩道を降ります。

道は、ずーっと向こうまで続いています

途中のベンチに座り込み、待機の人もでました。

飲み込まれてしまいそうな青い海です。

やっぱり馬の顔のようです

 

なんとかがんばって、遊歩道の終点に行きます。

日頃ひめちゃんたちと歩いているおかげで、到着できました

 

深い深い駿河湾ということです。

引き込まれそうに青いです

 

富士山の方角に富士山は見えませんでした

カメラの記録時間は、15:32 です。

夕日を見るには、ちょっと早いです。

 

さて、途中で挫折した人々と一緒に戻ります。

ほとんどの人が興味を示しませんけど、三島由紀夫文学碑があります。

黄金崎の案内板に、三島由紀夫が『獣の戯れ』という作品で、「平滑な一枚の黄金の板のように見える」と描写したとありました。

 

三島由紀夫というと、もう何十年も前ですけど、自衛隊の基地に乗り込んで割腹自殺するという衝撃の事件がありました。

まだそのころは三島由紀夫の作品に夢中になる歳でもなく、以後もほとんど読まずに歳を重ねてしまいました。

ここが『獣の戯れ』舞台なのですね

 

 

 

 

 

 

 

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西伊豆紀行 1(柿田川湧水と泉頭城趾)

2020-03-16 20:36:22 | 西伊豆紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て蕨沢川を渡りました。

橋のたもとの早咲きの桜は、もう葉桜になりかかってます

一本だけ少し遅く咲きだし、今が満開です

諏訪神社の前を過ぎて、西の高台を目指します。

今朝は、浅間山ははっきりとその姿を現していません。

でも、はるかかなたに甲斐の山々が見えます

ひめちゃんたちは、高台の薬師の道を歩いて帰りました。

この道沿いにはもう一ヶ所薬師仏が集まってます。

何かいわれでもあるのかな?

 

 

2月6日に、西伊豆方面の一泊二日の旅に参加する機会に恵まれました。

朝早く出て、昼食は富士山の見えるレストランでした。

久しぶりの富士山です

やはり、きりりとしています

 

最初の訪問地は、柿田川湧水です。

駐車場から、湧水の展望台を目指します。

少し引っ込んだところに、案内板があります。

泉頭城趾(いずみかしらじょうし)とあります。

泉頭城は、北条氏が柿田川上流東側の自然の川を掘りとして利用し、築城したといわれているが、豊臣秀吉の小田原攻めのときに廃城となった。

そうなんですか、知りませんでした

豊臣軍が押し寄せたのですね

 

家康が求めた幻の隠居所ともあります。

決定していたのに急遽中止になったのですか

 

みなさん関心がないようで、だれもカメラを向けていません

 

まあ、遅れないようにガイドさんについて行きます。

見慣れない銅像があります。

以前ここはこの人の屋敷だった、ここで紡績工場を経営していた高野さんということです。

 

少し行くと、また泉頭城の説明板があります。

縄張り図を確認です。

向こうにみえる大通りは国道1号線ですね。

豊臣軍の進路にあったのですね

獅子丸家(獅子丸が養子に行っていた家)のご先祖様は、北条方の武将だったそうです。

獅子丸家のご先祖様は、小田原から来たそうです。

獅子くん、縁のある所みたいよ

 

列について行くと、第一展望台と第二展望台の分かれ道です。

とりあえず大多数について行ってみます。

説明板があります。

柿田川湧水のしくみは、勉強になります

富士山周辺に降った雪や雨が26~28年掛けて湧き出しているんですね

集合時間を考えると、第一展望台・第二展望台を両方見学は忙しそうです

第一展望台には昇らずに、第二展望台に向かいます。

やはりこの青い井戸跡を見なくては。

 

あれ、あまり青くない

気を取り直して、一級河川・柿田川を眺めます。

少し位置をかえて、もう一度、井戸跡を見ます。

あ、青くなってる

きれいなきれいな青です

さて駐車場に戻りながら、駆け足でお土産屋さんを覗きます

湧水の試飲所もありました

残念ながら、目指すお豆腐屋さんは休業日でした

もし機会があれば、ゆっくり訪れたいなあ

 

ここは、伊豆半島の西の付け根に当たる清水町です。

小田原は箱根の峠を越えて、東の付け根です。

小田原は、ひめちゃんと獅子丸が暮らす山上(中世の葛塚村)から、ほぼまっすぐ南です。

小田原もゆっくり訪れたい街です

 

さて、いよいよ西伊豆に向かいます。

 

 

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葛塚村から甲斐の山々がみえました

2020-03-15 15:53:35 | 日記

今朝は晴れたけれど、寒い寒い朝でした。

地面は凍ってます

赤城山も真っ白です。

 

突き当たり(堀之内の北端)を右折します。

 

葛塚城の東の堀切跡を横断します。

真っ白な赤城山が迫ります。

白いモクレンが咲き出しています。

まもなく岩神沼(いわがみぬま)です。

何かいるかな?

白い影があります。

久しぶりの白サギです。

飛び立って行きます

いつもの定位置に着地です

少し痩せたかな?

逢えてよかった

 

北に進んで、高縄の摩崖仏を通過、裏からの光景です。

赤い覆い屋の下の巨石に摩崖仏があります。

こんなにたくさんの石は、どう考えても古墳の葺き石です。

石造物もたくさんある、パワースポットです

 

摩崖仏の北には田んぼが広がります。

もうう田起して春の準備です。

有明の月があります。

昨日の冷たい雨で、空気が澄んでいるからでしょうか?

はるかに遠くの山々が見えます

浅間山が映ってませんけど、画面のもう少し右にあります。

そうすると、甲斐の山々ですか?

もっと向こうに真っ白く見えるのは、日本アルプス?

 

ひめちゃん何か見付けたかな?

人相(犬相)悪いよ。

そうすると、遙かに見える街は、藤岡?富岡?

山上氏にとって関東管領の城まで馳せ参じることも、視野のウチ

 

さらに北上して新沼です。

右中央に続く杉の木は、鏑木川(かぶらぎがわ)沿いに続くようです。

そのうちに、鏑木川の流れをたどる、「鏑木川物語」もと思うのですけど。

 

さて、帰りましょう。

帰って朝ご飯にしようね

新沼の東を下ります。

浅間山が、きれいに見える時もあります(数日前の写真です。)

 

大きな目立つ庚申塔です。

この道沿いには、いくつかの石造物があります。

道標はないので、赤城へのメインストリートではなかったようですけど、それなりの道だったのでしょう。

 

堀之内に戻ります。

甲斐の山々が見えます

ここ堀之内からは、甲斐の山々が見えるのです

膳城の武田勝頼による素肌攻めとが、山上城には武田の丸馬だしがあったとかいいます。

甲斐国はとてつもなく遠い国だと思ってました。

でも、甲斐の山々は葛塚村(山上)からみえるんですね

武田の軍勢が攻めてきたことが、さもありなんと納得してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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獅子丸な日々 8(実家に帰って9ヶ月経ちました)

2020-03-13 21:10:03 | 獅子丸な日々

今朝、獅子丸はひめちゃんと、堀之内の西側を歩いて来ました。

赤城山は穏やかです

堀之内は近年耕土改善とかで、大幅に地形が変化してしまいました。

「字(あざ)堀之内」にだけ面影を残しています

 

ひめちゃんは「最近美人になったね」という人がいます。

確かに、七海ママに似てきたような気もします

生まれたときは、真っ黒くろすけだったんですけど。

 

葛塚村にも春がやって来ています

 

蕨沢川の橋のたもとの百番供養塔にも春が満開です

今年の桜は、ちょっと早いかな

 

ひめちゃんちのガーデンにも、春が来ています

 

水仙が咲き始めています

クリスマスローズもいっぱいの花を付けてます

お名前知れずの椿ですけど、きれいに咲いてくれました

 

 

先日から、古い写真の整理を始めています。

膨大な量です。

取捨選択の必要に迫られています

ひめちゃんと獅子丸のきょうだいが生まれたときの写真もいっぱいありました

 

2月の寒い日に生まれて、約1ヶ月後くらいの写真です。

 

意外なことに、よく映っているのは獅子丸ではなく、ねねねーちゃんちに養子に行った琥珀丸です

左が獅子丸、右が琥珀丸です。

獅子くんの方が気が弱そうにみえます。

 

前が獅子丸、たぶんそのすぐ後ろが琥珀丸です。

その後ろにいるのは、ひめちゃんではなく千尋です。

 

下敷きになっているのが獅子丸、上に乗っかっているのが琥珀丸です。

 

獅子くんはおっとりしたおおらかな子だったようです。

 

 

これは生後2ヶ月後くらいです。

こちらも下にいるのが獅子くん、上にいるのはなんとひめちゃんです

これからまもなく、ひめちゃん以外はみんな養子に行きました。

 

そして7年後、獅子丸は実家に帰りました。

不思議な事に彼には実家の記憶が残っていたようで、違和感なく溶け込んでいます

そして、養子に行っていた頃、自分を可愛がってくれた近所のおじちゃん・おばちゃんの姿を見かけると飛んで行ってご挨拶します

犬は人間が思う以上に記憶を持っているようです

 

これからも埋もれた葛塚村の歴史を探しながら、一緒にお散歩しようね

 

 

 

 

 

 

 

 

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インド紀行 24(さようならインド)

2020-03-12 20:39:05 | インド紀行

昨日、FC2ブログの「黒柴ひめちゃんの葛塚村だより」の古い記事に、コメントが入りました。

ありがとうございます

その記事を確認してビックリです。

なんと常広寺の満開の桜とともに、アショーカ王の石柱が立っていたのです

もちろん最近の建造物で、やや形も異なります。

でも、柱頭に四頭の獅子がいます。

「阿育王法勅柱頭」とあります。

本堂脇にあって何度も見ているはずですけど、全く気になりませんでした。

常広寺は、400年前に獅子丸家(獅子丸がこの間まで養子に行っていた家)の開基です。

獅子くん、縁があるんだねー

そして、和尚さんの今回のインド旅行へのこだわりを、改めて感じました

 

 

2月15日、11時過ぎホテルを出て、ラクナウ空港に向かいます。

イスラムの寺院です。

 

あ、アショーカ王の石柱だ

もちろん複製でしょうけど、こんなに背の高いものだったんだ

 

今までよりも少し整然とした、現代的な街です

現地ガイドさんから、TATAのサクセスストーリーを聞きました。

インドのトラックのほとんどはTATAなのだそうです

 

こちらは、今までの街と同じようです。

 

また、現代的な街です。

でも、バイクがいっぱいです。

 

 

そうこうするうちに、ラクナウ空港に着きました。

ここで出国手続きも済ませ、荷物も預けてしまいます。

けっこう長いチェックイン・タイムでした。

エア・インディアで、デリー空港に向かいます。

来た時のインド国内線では、何も出ませんでした。

でも、何かを配ってます

初めて見る小さなペットボトルと、箱の中にはクロワッサン生地のカレーロールパン&マンゴージュースでした。

おいしかった

 

 

約1時間でデリー空港に到着です。

約4時間の自由時間がありました。

とりあえず出発ゲートを確認してから、お買い物タイムです。

 

出発ゲートでめだつこの方は、どなたでしょう?

太陽の女神のように見えますけど、インドの女神の中にはいないようにも思われます。

この空港は、インディラ・ガンジー空港ともいうそうです。

あえていうならば、インディラ・ガンジー似の女神かな?

 

観光地ではほとんどお土産を買ってきませんでした。

さて、お土産を探します。

ほとんどの店がドルOKですけど、どうしてもルピーでなくてはだめなところがありました

添乗員さんもおすすめの石けん屋さんです。

石けん、ヘヤーコンデショナー、チューブ入り歯磨き、みんな40とか45ルピーです。

さて、弱りました

ふと、思い出しました

お土産用というか記念に、500ルピー札をしまってあったのです。

無事にお買い物ができました

 

 

21:20 エアー・インディアで成田に向かいます。

約7時間のフライトです。

 

2月16日朝、成田空港に到着、時計の針を3時間30分進めます。

迎えのバスで常広寺に直行です。

みんな、ただいま

 

 

今回は仏教史跡にこだわったインド旅行でした。

もし機会があれが、今度は仏教にこだわらないインド旅行もしてみたいものです

 

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