新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
新たな刺激を与えるべく、新たにブログ開設を…

三つの弁証法

2020-04-14 16:03:39 | 弁証法


何でも、安倍総理が自宅でくつろいでいる動画をアップしている、そうだ。

それについて、三つの弁証法で考えるなら以下のようになろう。

安倍総理の意図は、
新型コロナ感染拡大防止の為に、
国民に自宅でゆっくり過ごして下さいの想いを込めて、
総理自身が手本を示したのであろう。

先ず、コロナウイルスに関する個人的な「自然の弁証法」、
次に、社会的な拡散防止の為の「社会の弁証法」、
そして、自宅待機でストレスを軽減すべく「精神の弁証法」…

安倍総理でなく、安倍さんであれば、その動画も特に問題はない。
それは、国民にストレス軽減を求めてのモノだから、である。

しかし、安倍さんではなく、安倍総理という社会的立場なら…
その動画は少々問題化する。
ここに「社会の弁証法」が顔を出す。


その理由は何か?
それは、国民が自宅待機をゆっくりくつろげない社会的な理由にある。
その理由とは、社会において「働かざる者、食うぼからず」である。

自宅待機とは、収入減少につながり、生活困難へと向かう。
国家の指導的立場として国民にくつろげる自宅待機を欲するなら、
国民が、働かずに、自宅待機でも、食うに困らないようになり得る、
総理としての頑張っている姿を見せてこそ、
国民が自宅が自宅で安心して待機可能になる、というモノであろう。


総理大臣が頑張って、全国民の生活を保障しようとしている、
そんな姿こそが、的確な動画のアップとなろう。
もっとも…そこに結果が見えない場合は別であろうが…


弁証法の駆使とは、
自己の身体的な条件・状況、
社会的な立場・状況、
精神レベル・状況、

に即して用いてられてこそ、有効である。


すみません総理…
一国民が、こんな事を書いて…

頑張っている姿を、見せないよう、が和風、、
頑張っている姿を、分かってもらおう、が洋風、
周囲を無視して、自己中で頑張る、が中華風、


ここにも、三つの弁証法が…








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