新・悟りを求めて~

自由が故に退屈化し得る現代社会での日々へ、
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量質転化化の二重性

2020-09-21 10:15:23 | 弁証法
量質転化化の二重性


弁証法の三法則の一つに「量質転化」がある。

これは、「ある事」の繰り返・量の増加で、
「その事」の質が変化する、事を言う。


その量質転化・変化が起こっている状態を
動的表現として「量質転化化」と書く事にする。


例えば、
毎日朝と就寝前に歯磨きをする。
この繰り返しでの量質転化化は?

一、毎日の朝と就寝前歯磨きの習慣化。
二、その歯磨きの結果・口腔内の状態変化。

この歯磨きの習慣とは、人間の行動・機能の変化であり、
口腔内の状態とは、口腔内という人間の身体・実体の変化。


ここに「量質転化化」の二重性が見て取れる。
この二重性は、全ての量質転化化に言える事。


更に、この場合の「量質転化化」の量と質について書くなら、

たった数日の繰り返しで習慣化する者もいれば、
何ヶ月も繰り返しても習慣化でき難い者もいる。

また、容易に口腔内が変化する者もいれば、
なかなか口腔内の変化が起きない者もいる。


この違いは?
一つ、当人の意識の相違。
二つ、当人の歯磨きの仕方の相違。


意識とは、
虫歯になりたくない!という思い・感情。
朝も夜も歯磨きすれば虫歯にならない(なり難い)!という信念。
これらが強い程に、少ない回数での量質転化化が起こり易い。



歯磨きの仕方とは、
歯の汚れを落とす為の正しいと言われている
歯磨きの仕方を実践しているか?

この仕方が、自分の歯に適切であればある程に
量質転化化は容易である。


更には、一回の歯磨きの時間の問題もある。
一般的に言って、一回の時間が長い程に、
量質転化化は起こり易いが…


それでも、一回の時間が長すぎると、
意識の継続が困難になり、
結果的に時間の割に効果がない事もあり得る。








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