この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ミラーマスク。

2009-09-02 22:33:26 | 旧作映画
 監督/原作デイブ・マッキーン、原作/脚本ニール・ゲイマン、『ミラーマスク』、DVDにて鑑賞。

 
 まず初めに断っておきますけど、『ミラーマン』ではありません。笑。

 ずいぶん前から気になっていた作品だったんですけど、ツタヤに行ったらDVDが¥1500で販売されてたので、思い切って買っちゃいました。
 本当は一枚で¥1500、三枚だと¥3000だったので、他にも何か買おうかと思ったのですが、もう一つ決め手に欠ける作品ばかりだったので(『レオン』とか『セント・オブ・ウーマン』とか買ってもよかったんだけど)、本命の『ミラーマスク』だけ買いました。

 ジャンルはファンタジーです。
 主人公の女の子が異界に紛れ込んで冒険を繰り広げる、というプロットはぶっちゃけ先日鑑賞した『ホッタラケの島』と変わりありません。ストーリー自体は本当にありがちなファンタジーなんですよね。

 ただ、本作が『ホッタラケの島』と異なるのは、あちらがヴィジュアルまでどこかで見た気がするなぁとデジャ・ブを覚えさせるのに比べ、こちらはまったく見たことない、幻想的で超シュールな映像を堪能出来るってことでしょうか。
 去年公開された映画では『落下の王国』や『パンズ・ラビリンス』なんかと少しだけ似ているところがあるかな。
 でもそれらの作品よりヴィジュアル的なインパクトは百倍はすごいです。
 このヴィジュアルを言葉で説明することは難しいです。

 例えば主人公のヘレナが闇の王女の衣装に着替え(させられ)るシーンは、時計(と思しきもの)から人形が生えてきて、ゆらゆらと踊りながら彼女の着替えを手伝うんです。
 って全然何のことやらわからないでしょ?(上手く伝えられない。)
 ほんと、見たことがない映像なので、表現のしようがないがないのです。

 お近くにツタヤがあったら(別にツタヤでなくてもいいけど)、セルDVDコーナーで是非本作のDVDを探してみてください。
 見たことない、驚異の映像がたった¥1500で鑑賞出来るのです。
 本作のDVDは“買い”だと思いますよ。
コメント (2)
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