この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ユタと不思議な仲間たち。

2010-08-30 23:41:26 | 読書
 自分は本屋で本を買うとき、かならず表紙とは別に(紙の)カバーをつけてもらいます。
 何故カバーをつけてもらうのか?
 そうすることが習慣になっているから、としかいえませんね。
 カバーをすることで本が本当に長持ちするのか、綺麗なままなのか、についてはよくわかりません。
 何となく、変わらないような気もします。確かめたことはないですけどね。っていうか、確かめるのが恐い。笑。

 ともかく、そんなわけでうちの本棚に置いてある自分の本はまず九割方、カバーがかけてあります。
 カバーをかけるメリットがあるかどうかわからない、ということは先ほど述べました。
 ではカバーをかけることのデメリットはというと、そう、言うまでもないですね、本がしばしば行方不明になるのです。笑。

 今さっきまで探していたのは『ユタと不思議な仲間たち』
 著者である三浦哲郎が亡くなったので、久しぶりに読もうかと思ったのですが、これがまた見つからない。
 確かに購入した覚えはあるんだけどなぁ・・・。

 先日書いた『借りぐらしのアリエッティ』のレビューの中で、自分はこの映画に対する不満点を述べました。
 この日本のどこかにアリエッティら小人たちがいるとは思えない、お話がアリエッティの成長物語になっていない、登場人物が何を考えているのかわからない、アリエッティが空を飛ばない、などなど。
 不満点が多々ある作品がある一方、不満点がまーったくない作品も当然あるわけです。
 それが三浦哲郎の書いた『ユタと不思議な仲間たち』だったりするんですけどね。
 都会っ子のユタと座敷わらしたちの友情と交流、そして別れの話です。
 もうね、何度読んでもいいもんはいい。
 読むと、クスッと笑えて、じんわり勇気が湧いてきて、最後にポロポロ泣かされるのです。
 いいですよ、本当に。お薦めです。

 なのに本棚のどこを探してもないんだよ~~~。
 おっかしいなぁ。
 文庫で買ったと思うんだけどなぁ。
 仕方ない、明日にでも買ってくるか。。。
コメント (2)
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