この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

【ニンジャ・アサシン】、「ニンジャ」で「アサシン」、最強の組み合わせ♪

2010-08-11 22:04:19 | 旧作映画
 【クラバート 魔法の学校】と一緒に借りたのが、以前からずっと気になっていた、韓流スターRain(別名ピ。ピってなんだ、ピって?お父さんはパ?お母さんはプ?お兄さんはぺ?)主演のニンジャ映画【ニンジャ・アサシン】です。
 いや、本当に気になっていたんですよ。
 映画秘宝の紹介記事では何だか凄そうだったので。
 九州で公開されるときは観に行こうって思ってました。
 が。
 公開されなかったんだ、九州じゃ。
 東京と大阪のみの限定公開。
 普段、東京にも大阪にも然してコンプレックスは抱いてないけど、こういうときはやっぱり羨ましいなぁって思います。
 というような地方のコンプレックスはさておき。
 全国公開されないってことはそんなに出来がひどいのかな?映画秘宝では何やら凄そうだったけど、、、と長らく疑問でした。
 今回DVDを鑑賞することにより、よーやくその疑問に対する回答を得ることが出来ました。

 まず、ストーリーははっきりいってアホみたいです。B級アクションのそれをまったく越えてない。
 主人公のニンジャの名前は雷蔵っていうんですよ。
 で、雷蔵の兄貴分のニンジャが武。
 さらに師匠が役の小角(!)。
 つまり、主人公が属する(そして抜ける)ニンジャアカデミーは日本にあるわけです。
 でもそのニンジャを演じるのは主に韓国人。笑。
 このキャスティングだけでかなり笑えませんか?

 シナリオもお世辞にも褒められるものじゃなくて、心臓を刺されたはずなのに生きてた!!なぜなら心臓が生まれつき右にあったから!!ってキャラクターが(そんなに登場人物は多くないのに)二人もいるんですよ。おぃおぃ、どーゆー確率だよ、って見ていてツッコミを入れたくなりました。

 設定がお笑いで、シナリオも褒められたものじゃないなら、本作はまったく見所がなかったか?というとそんなことはまったくなく、何ていうか、アクションが超絶でした。

 これまでのアクション映画であれば、まず何より役者の肉体があって、CGや特撮は添え物、ぐらいの扱いだったじゃないですか。
 しかし本作ではCGが役者の肉体とがっぷり四つを組んでるんです。
 なので、人体破壊描写が半端じゃない。笑。
 アクション映画なのに血の量がスプラッター映画並みで、もう最初の大阪のヤクザが皆殺しにされるシーンだけでもあまりの凄まじさに笑いがこみ上げて仕方がなかったです。

 いやぁ、この映画は出来れば劇場で観て、劇場で笑い転げたかったなぁ。
 【ニンジャ・アサシン】、アクション映画好きにはお薦めの一本です(よい子のみんなは見ちゃいけないけどね♪)。
コメント (2)
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