アーノルド・シュワルツェネッガー主演、キム・ジウン監督、『ラスト・スタンド』、5/6、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2013年21本目。
本当はこの『ラスト・スタンド』を観る気はありませんでした。
なぜ観る気がなかったかというとそれは自分が『ターミネーター2』が好きすぎるから、という理由がまず挙げられます。
映画ファンの中にはとにかくスクリーンでシュワルツェネッガーの姿を拝めたらそれでいいという人もいるようですが、自分は年老いたシュワルツェネッガーの姿を見て、自分の中の『ターミネーター2』の彼のイメージを崩したくなかったんですよね。
それから単純に面白くないだろうと思っていた、というのもあります。
自分はこの作品を、ストーリーなど無きに等しい、ひたすらドンパチやアクションだけが続く筋肉バカ映画だと思っていたんです。
自分はそういった筋肉バカ映画を否定するわけではありませんし、嫌いでもありません。
でもそういった映画はそれこそアクションが出来る俳優が主役を務めるべきだと思っています。
ろくな体も動かせない、筋肉がたるんだロートル俳優がアクション映画の主役を張っているのは見ていてつらいものがあります。
そんなふうに観る気がまったくなかった自分が『ラスト・スタンド』を観ることにしたのは、まずどの映画レビューブログでもこの作品を挙って絶賛していたからです。少なくとも悪く言っているレピュアーはいませんでしたね。
それから5/3に『死霊のはらわた』を観損ねていた、という理由も大きいです。
GWはすでに『アイアンマン3』を観ていたので、あと一本観れば充分だろうと思ってました。
『死霊のはらわた』か、もしくは『シュガー・ラッシュ』か『リンカーン』か『L.A.ギャングストーリー』、どれかを観ていたら、確実に『ラスト・スタンド』は観ませんでしたね。
そういった意味では『死霊のはらわた』を観損ねたのは幸いでした。
それで実際観ての感想ですが、一言で言って掛け値なしに面白い!!
ドンパチやアクションがあるのは当然なんですが、それだけじゃないんです。ストーリーも疎かになっていない。
シュワルツェネッガー扮する保安官オーウェンズを始めとして、登場人物の一人一人にしっかり性格付けがされていて、途中であるキャラクターが死んだとき、思わずぐわっと涙がこぼれましたよ。
モンスターパニック映画で『トレマーズ』という作品があるのですが、これがまた(設定に)無理がなく、(展開に)無茶がなく、(人物に)無駄がない傑作です。モンスターパニック映画のお手本となるような作品なんですよね。
そしてこの『ラスト・スタンド』も無理、無茶、無駄のない、アクション映画のお手本となるような映画だと思いました。
アメリカ本国では興行成績が振るわず、日本でも苦戦しているようですが、一人でも多くの人に観に行って欲しいですね。
お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
本当はこの『ラスト・スタンド』を観る気はありませんでした。
なぜ観る気がなかったかというとそれは自分が『ターミネーター2』が好きすぎるから、という理由がまず挙げられます。
映画ファンの中にはとにかくスクリーンでシュワルツェネッガーの姿を拝めたらそれでいいという人もいるようですが、自分は年老いたシュワルツェネッガーの姿を見て、自分の中の『ターミネーター2』の彼のイメージを崩したくなかったんですよね。
それから単純に面白くないだろうと思っていた、というのもあります。
自分はこの作品を、ストーリーなど無きに等しい、ひたすらドンパチやアクションだけが続く筋肉バカ映画だと思っていたんです。
自分はそういった筋肉バカ映画を否定するわけではありませんし、嫌いでもありません。
でもそういった映画はそれこそアクションが出来る俳優が主役を務めるべきだと思っています。
ろくな体も動かせない、筋肉がたるんだロートル俳優がアクション映画の主役を張っているのは見ていてつらいものがあります。
そんなふうに観る気がまったくなかった自分が『ラスト・スタンド』を観ることにしたのは、まずどの映画レビューブログでもこの作品を挙って絶賛していたからです。少なくとも悪く言っているレピュアーはいませんでしたね。
それから5/3に『死霊のはらわた』を観損ねていた、という理由も大きいです。
GWはすでに『アイアンマン3』を観ていたので、あと一本観れば充分だろうと思ってました。
『死霊のはらわた』か、もしくは『シュガー・ラッシュ』か『リンカーン』か『L.A.ギャングストーリー』、どれかを観ていたら、確実に『ラスト・スタンド』は観ませんでしたね。
そういった意味では『死霊のはらわた』を観損ねたのは幸いでした。
それで実際観ての感想ですが、一言で言って掛け値なしに面白い!!
ドンパチやアクションがあるのは当然なんですが、それだけじゃないんです。ストーリーも疎かになっていない。
シュワルツェネッガー扮する保安官オーウェンズを始めとして、登場人物の一人一人にしっかり性格付けがされていて、途中であるキャラクターが死んだとき、思わずぐわっと涙がこぼれましたよ。
モンスターパニック映画で『トレマーズ』という作品があるのですが、これがまた(設定に)無理がなく、(展開に)無茶がなく、(人物に)無駄がない傑作です。モンスターパニック映画のお手本となるような作品なんですよね。
そしてこの『ラスト・スタンド』も無理、無茶、無駄のない、アクション映画のお手本となるような映画だと思いました。
アメリカ本国では興行成績が振るわず、日本でも苦戦しているようですが、一人でも多くの人に観に行って欲しいですね。
お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。