この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

リア充になるためやっておきたい10のこと。

2013-05-13 20:29:45 | 戯言
 日曜日、不思議博物館でのこと。
 カウンター席の自分の左隣りに妊婦さん、その旦那さん、そして大学を出たばかりの青年の順に座ってました(夫婦とは初対面、青年とは顔馴染みであるけれど、呼び名は知らず。顔馴染みなのに名前を知らないというのは如何なものかと思い、常連用の名札を作ってはどうかと画策したことがあったのだけれど、軽く流れた。)。
 青年が館長にこう訴えるんですよ。
 館長、ボクはどうしたらリア充になれるんでしょうか、って。
 青年よ、現時点でリア充でない(と思われる)館長にそれを聞いてどうする。
 だから自分は彼の代わりに、初対面である、隣りに座っていたご夫婦に「どうやったらリア充になれるんですか?お二人はどのように知り合われたんですか?」って馴れ馴れしく尋ねたんですよね。
 そしたら旦那さんは自分の図々しい質問にも嫌な顔一つせず、「僕たちは『大航海時代』というオンラインゲームで知り合ったんです」と馴れ初めを教えてくれました。
 自分はへぇと感心しました。
 オンラインゲームで知り合ったカップルや夫婦というのはネットのネタとしてはよく聞きますが、実物にお目にかかるのは初めてだったのです。
 そして自分は旦那さんの次の言葉に「え?」と思いました。
 旦那さんは、実際に会うまではもしかしたら彼女(妻)は男(ネカマ)なんじゃないかと思ってましたよ~みたいなことを言ったんです。
 自分が「え?」と思ったのは旦那さんが奥さんのことをネカマなんじゃないかと疑ったことではありません。
 そういうふうに疑いを持つこと自体はよくあることなので。
 でもその疑いを晴らすことはごく簡単じゃないですか。
 写メールを送り合うか、電話で話せば、ネカマかどうかなんて(100%絶対とは言えなくても)ほぼわかる。
 つまり自分が「え?」と思ったのは二人が実際に会うまで電話で話したことがなかったことに対してです。
 そのことを尋ねたら、今度は奥さんが「ネットの知り合いに電話番号を教えるのって危ないじゃないですか。最悪番号を変えなきゃいけなくなるかもしれないし。」と答えました。
 この答えにも自分は「え?」と思いました。
 確かにネットで知り合った相手に電話番号を教えるのはリスクを伴う行為ではあると思います。
 でもそのリスクって実際会うことによって生じる(かもしれない)リスクに比べたら可愛いもんじゃないですか。
 電話番号を教えたってせいぜい嫌がらせのメールをされるぐらいだけど、実際に会ったらそれこそ香港に売り飛ばされるかもしれませんしね(今どきそんなことあるか!)。
 自分の考えは「実際に会うことによるリスク>>>電話で話すことによるリスク」だったんですけど、その二人にとっては「実際に会うことによるリスク<電話で話すことによるリスク」だったみたいです。
 自分の考えの方が普通だと思うのですが、、、でも現実にその二人は最良の結果を得ているわけで、普通でない考えでも最良の結果を得ることはあるのだなぁと思いました。

 リア充になるためやっておきたい10のこと、その1。
 とりあえずオンラインゲームを始めよう(←違う)。
コメント (2)
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