この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

筑豊に遠征してきました、その2。

2014-11-05 20:38:15 | 音楽
 《大隈アートマジック》会場である大隈小学校を後にして、次に向かったのが《織田廣喜美術館》でした。
 大隈小学校と同じ嘉麻市にあり、車だと15分ぐらいの距離にあるのです。嘉麻市には滅多に来ることがないので、この際だから行っておこうと思ったのです。
 前回訪れたのは大河原邦男の特別展が開催されていた頃で、もう2年も前のことなんですよねぇ、時が経つのは早いや。
 ぶっちゃけ織田廣喜の作品はあんまり好みではないのですが、第70回福岡県美術展覧会筑豊展【洋画の部】はよかったですよ。例によって撮影禁止だったので、写真はありませんが。

 《織田廣喜美術館》で一休みにしてからいよいよ【GOTTON JAM 2014】が行われる《嘉穂劇場》に向かいました。
 着いたのが14:00ぐらいだったかな。少し遅めの昼食を取ることにしました。
 【GOTTON JAM 2014】は18:00から行われるライブがメインイベントなのですが、嘉穂劇場の前の駐車スペースに20店以上の飲食店が出店してるんですよ。
 それもお好み焼き \350とか、ほるホル丼 \400とか、赤崎牛ステーキ \500とか、もう目茶目茶リーズナブルな価格なんです。こういったイベントだと飲食物のお値段がとかく高くなりがちなので、この低料金はありがたいですよね。
 で、自分が何を食べたかというと、、、答えは何も食べなかった、です。正確には駐車スペースに出店しているお店では、ってことですけどね。
 というのも嘉穂劇場の目の前にある《若鳥》という鳥料理専門店のお昼の定食が絶品なんですよ。唐揚げ、酢モツ、肝煮、鶏飯、等々¥850!!安い!!しかも目茶目茶美味い!!
 唯一難を言えば喫煙OKな店なので、隣りの客がフツーに煙草を吸ってるってことでしょうかねぇ。
 まぁそれもやむなしです。何といっても飯塚ですからね。笑。
 
 それから飯塚の街をぶらぶらと散策しました。
 ショッピングセンターで当たり前のように30年ぐらい前の歌謡曲が流れていて、さすがは飯塚だって感心しました。

 夕方17:00ぐらいになって《嘉穂劇場》に戻りました。
 自分はライブというものに参加したことが本当に少ないのですが、少ない経験の中で、ライブでは観客が良いポジションを得るために長蛇の列を成すものとばかり思ってましたよ。
 しかしこの【GOTTON JAM 2014】では実にのんびりとしたムードで、列も大したことがなく、まだしもキャナルシティで映画のチケットを買う時の方が長い列が出来るような気がしました。

 18:00、ライブ開始、トップを飾るのは《武藤昭平withウエノコウジ》。いやもうまったく初耳のユニットだったのですが、とてもよかったです。ギターはドラムでもあるのか、と感心しました。

 二番手が《bird》。実はこの【GOTTON JAM 2014】に行ってみようかなと思ったのは彼女が出演アーティストであることを知ったからなんです。
 彼女のデビューアルバムを持っていて、結構好きだったんです。
 でもなぜかそれ以降は追いかけることもなくて、【GOTTON JAM 2014】の出演アーティストの欄に彼女の名前を見つけたときも、また活動していたのか!と失礼なことを思ったぐらいです。
 当然みうらじゅんの奥さんになってることも知りませんでした。笑。
 そんな彼女の歌声は軽やかであって、豊かで、時に艶めかしくて、すごくよかったです。

 とりを飾るのが《TOKYO No.1 SOUL SET》。
 やっぱり聞いたことのないユニット名だったのですが、これがまたよかったです。
 自分は基本的にラップミュージックを受け付けない人間なんですよね。
 日本語ってラップがそぐわない言語だって思ってます。無理に韻を合わせるのも聞いてられないですしね。
 そんな自分なのですが、《TOKYO No.1 SOUL SET》はよい、と思いましたね。
 文字通りソウルフルなサウンドに感動に近いものを覚えました。

 ライブ自体はすごくよかったです。
 正直行くかどうかすごく迷ったんですよね。出演するアーティスト3組のうち2組を知らないライブで¥4000のチケット代は高いんじゃないかと思いました。
 でも実際参加して、¥4000のチケット代はすごく安かった、行ってよかった、今ではそう思ってます。

 【GOTTON JAM】自体は毎年行われているイベントのようなので、来年も参加してみたいと思います。
 実際参加するかどうかは出演アーティスト次第ですけどね。笑。
コメント
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