この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

一言断りを入れて欲しい。

2019-07-10 21:41:54 | 折り紙・ペーパークラフト
 例えばイラストを描くとき、誰の作品も参考にしなければ完成したイラストは当然オリジナルですよね?
 何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれませんが、これが折紙だと若干事情が異なるのです。

 折り紙の場合、誰の作品も参考にせず、自分一人の力で完成させた作品であっても、必ずしもオリジナル作品になるとは限らないんですよね。
 どういうことかというと全く同じ作品を別の人がすでに考案している可能性があるのです。
 シンプルな作品であるほどその可能性は当然高くなります。

 とはいえ、偶然同じ作品が出来てしまったのかどうか、それとも単なる模倣なのかは製作過程などを見ればおおよそわかります。

 さて、拙ブログの折り紙のページにペーパーダイヤモンドの展開図を掲載しているのですが(こちら)、二ヶ月ほど前この作品を折る製作過程をyoutubeに投稿している人を発見しました(こちら)。
 
 偶然同じ作品が出来たという万が一の可能性を考慮して、考案者は誰なのですか?とコメント欄で質問したのですが、二ヶ月経っても回答は無し。
 まぁ回答がないということ自体が回答なのでしょう。

 それにしても人の考案した作品をyoutubeにアップして、それで充足感とか得られるものなんですかね?
 そこら辺の感覚は自分にはわかりません。

 ちなみにこのペーパーダイヤモンドは元々イギリスのペーパークラフト作家であるKate Lilleyさんが考案したものを自分が折り紙でも折れるようにアレンジしたものです。
 展開図を公開しているのはKate Lilleyさんの意に沿ってのことなのですが、無断でyoutubeに製作過程をアップする人が後を絶たないようであれば、それも考えなくちゃいけませんね。
 あ、折ること自体はまったく無断で構いませんよ~。
 見た目ほど難しくない作品なのでぜひチャレンジしてみて下さい。
コメント
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