この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

汝、マスクを外すべからず。

2020-07-16 23:16:14 | 戯言
 「三密は出来るだけ避けるべし」という考えはもちろんわかります。
 三密を避ければ基本的にコロナには感染しないですからね。
 「三密を避けれない場合はマスクを着用するべし」という考えもわかります。
 マスクを着用することでどれぐらい感染率が下がるのか定かではありませんが、しないよりはいいですよね。
 マスクをすることがマナーであると言えるのかもしれません。
 「外出時には常にマスクをするべし。唯一マスクを外すことが許されるのは飲食時においてのみ」という考えには「え?」と思います。
 正直ついていけません。
 
 でもそういうふうに考える人って案外少なくないようなんですよね。
 ソーシャルディスタンスも三密も一切関係なし。
 一歩家を出たらそこはもう公共の場であるのだから、マスクをして当然。外すことなど言語道断。マスクをしないなんて信じられない!!という人が確かにいます。

 自分はといえばマスクの着用にそこまで厳格にはなれません。
 ソーシャルディスタンスが保たれていると判断したらフツーにマスクは外しますね。
 例えば、公園のベンチに座っていて、周りに人がいなかったら、マスクは外します。
 マスクをする必要があるとは思えないですもん。

 今、ソーシャルディスタンスも三密も関係なく、マスクの着用を求められる施設があります。
 映画館などがそうですね。
 現在、映画館では上映中のマスクの着用が義務付けられています(表向き「お願い」ですけど、まぁ「義務」ですよね)。
 例え劇場内に観客が一人であっても、です。
 観客が一人なのにマスクを着用する意味があるのかというとたぶんないですよね。

 劇場側が観客にマスクの着用を求める事情はわからないではありません。
 観客が一人であればマスクを着用する意味はないと思います。
 では観客が何人以上であれば着用する意味が生じるのか?
 具体的な人数は示せないですよね。
 であれば、たった一人の観客にもマスクの着用を求めるのが当然です。

 ただ、観客がそれに素直に従わなければいけないかというと必ずしもそうは思いません。
 周りに他の観客がいないのであれば、言い換えればソーシャルディスタンスが保たれているのであれば、マスクを外しても構わないだろう、自分はそう考えます。

 コロナウイルスの二次流行が疑われている以上、ゴチャゴチャ言わずにマスクをつけりゃいいじゃないか、という人もいるでしょう。
 でもそういう人ってきっとマスクを何時間つけ続けても平気な人なんじゃないかな。
 世の中、マスクをつけ続けても平気という人ばかりじゃないんですよ。
 マスクをつけるのが苦痛という人もいます。
 中にはただ苦痛というだけでなく、マスクをつけることで酸欠状態になる人もいるのです。
 まぁ酸欠状態になるのは様々な条件が重なってのことではあるのですが…。
 ともかく、およそ二時間もの間、マスクの着用を強制することは出来ない、自分はそう考えます。

 斯くいう自分もマスクをするのが苦手な人間です。
 マスクをしていると気持ちが悪くなってきます。
 出来るだけマスクはしたくありません。

 しかし前述の通り、マスクをしなくてもいいだろうと考えるのはソーシャルディスタンスが保たれていると判断した場合のみです。
 前や隣り(の隣り)の席にお客さんがいれば、そりゃ自分だってマスクはします。

 そして明日土曜日、映画のハシゴをする予定です。
 出来ればお客さんが少ないといいなぁ、などと願ってしまいます。
コメント
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