この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

思い出深いテレビゲームについて語ってみる。セガサターン編。

2022-02-11 20:20:35 | ゲーム
 ※注意!本記事には若干グロい表現があります。
 
 昨日の記事の続き、今日はセガサターン編です。

 セガサターン、セガが社運を賭して世に送り出した家庭用ゲーム機なのですが、物の見事にプレステの後塵を拝むことになりました。
 ただ個人的にはそこまでプレステに劣るハードではなかった、と思っています。
 プレステの『ファイナルファンタジーVII』のようなキラーコンテンツがあと一つか二つあればねぇ。
 まぁそれが難しいんでしょうけれど。

 遊んだことのあるソフトは、『街』、『カルドセプト』、『サクラ大戦』、『Dの食卓』、『グランディア』、『パンツァードラグーン ツヴァイ』とかそんなところ。

 実は、って程のことではないのだけれど、サターンを購入したときはすでにプレステは持ってたんですよ。
 逆に言うとなぜプレステを持っていて、さらにサターンを購入したかというと、あるソフトを遊んでみたかったからなんです。
 そのソフトというのが『バロック』という知る人ぞ知るローグライクゲームです。

 ローグライクゲームと言ってもゲームに詳しくない人には「何のこっちゃ?」だと思いますが、要はダンジョンが自動形成されるゲームのことです。
 かつてパソコン用で『ローグ』というゲームがあって、それと同じシステムのゲームを「ローグライクゲーム」と呼称するようです。

 ただ、『バロック』はローグライクゲームとしてはお世辞にも良い出来とは言えないゲームでした。
 まぁローグライクゲームの最高峰は『風来のシレン』なので、それに比べたらどのローグライクゲームも出来は良くないんですけどね。笑。
 とはいえ、『バロック』がプレイする価値のないゲームだったかというとそんなことはないのです。
 『バロック』の何がすごかったのか?
 それは世界観ですね。
 一言で言えば『バロック』は精神異常者が夜中に見る悪夢のようなゲームでした。
 出てくるクリーチャーがどいつもこいつもまともじゃないんですよ。
 上半身が狂女、下半身が蛞蝓みたいなライア、キャッキャッと子供みたいに笑いながら近づいてきて自爆するジェィイロム、緑色の肌をした、超肥満体の女性のような外観のブルガー、本当に出てくるクリーチャーがすべてまともではないんです。

 でも一番まともじゃないのはヒロインでしょうね。
 このゲームには「アリス」という名前のヒロインが登場します。
 一見するとアリスは一般的なゲームで見かけるショートカットの髪型の美少女キャラなのですが、よく見ると(腸がはみ出している)んです。
 (腸がはみ出している)ヒロインって怖すぎるじゃろうが!!

 そんな『バロック』ですが、セガサターン版がNintendo Switchに完全移植されて発売中だそうです(こちら)。
 興味がある方は一度プレイしてみては如何でしょうか。
 責任は持てないですけどね…。
コメント (7)
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