この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

作品は満点だった『四畳半タイムマシンブルース』。

2022-10-08 16:50:24 | 新作映画
 夏目真悟監督、浅沼晋太郎主演、『四畳半タイムマシンブルース』、10/1、Tジョイ久留米にて鑑賞(ファーストデイにつき鑑賞料金1200円)。2022年41本目。

 まず自分と森見登美彦の関係性について書いておくと、今、自分には新刊が出たら無条件で購入する作家が三人いますが、森見登美彦はそのうちの一人です(残り二人は乙一と伊坂幸太郎)。
 彼の作品で一番好きなのは何と言っても『夜は短し歩けよ乙女』ですかねぇ、『四畳半神話大系』も悪くはないけど、『夜は~』に比べたらやや劣るかな。
 でもアニメ版の『四畳半神話大系』はすっごく好きなんですよ。
 自分はテレビアニメのDVDは最初に『未来少年コナン』を買って、次に『ペリーヌ物語』を買って、それからしばらくの間はテレビアニメのDVDは買いませんでした。
 買わなくていいって思ってました、切りがないから。
 そんな自分が三番目に買ったテレビアニメのDVDが『四畳半神話大系』なんです(その後『銀河漂流バイファム』や『超時空要塞マクロス』を買っています)。
 どれぐらい好きか、わかってもらえるでしょうか。
 そんな大好きな『四畳半神話大系』の続編(というか番外編?)が12年ぶりに劇場アニメとして公開されるのですから、やったー!って感じですよ。

 そして鑑賞を終えた今、ちょっとだけ言いたいことがあります。
 作品は満点だったんですよ。
 監督と一部のキャストが変更になり、若干不安があったものの、実際に観た『四畳半タイムマシンブルース』はそういった不安を吹き飛ばすような傑作でした。
 ただ、『四畳半タイムマシンブルース』って三週間限定公開で、入場者特典がもらえるんです。
 いや、三週間限定公開なのも、入場者特典がもらえるのもいいのですが、問題は一週目と二周目と三週目ではもらえる入場者特典が違う、ってことなんです。
 何だか商売っ気丸出しのやり方で、いい印象を持てないですね。

 あと一つ、繰り返しになりますが『四畳半タイムマシンブルース』は劇場で三週間限定での公開です。
 でも、ディズニー+で先行配信されてるんですよ。
 そこまではいいんですが、劇場公開終了後にさらに配信限定のエピソードが配信されるんです。
 それって何?って思いますね。
 限定エピソードが見たかったらディズニー+に入れってこと?
 何でそんな阿漕なことをするかなぁ。
 これも到底いい印象を持てないです。
 
 そんなわけで星五つの評価は出来ませんが、作品は充分面白かったです。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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