この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『チェンソーマン』と残虐描写について。

2022-10-12 21:32:18 | 戯言
 『チェンソーマン』のアニメがいよいよ始まりましたね!
 ネットでは一部「CGがちょっと微妙な部分があった」とか、「引き絵ばっかりで迫力とか躍動感とかあんまり感じなかった」とか、「原作の疾走感が無くなってたのが残念だった」という声も聞きますが、個人的には『チェンソーマン』をアニメ化するとしたら、これ以上のものは望めないだろうと思っています。
 オープニングテーマが米津玄師というだけでも、「うわ、金かけてるなぁ」と思いますが、さらにエンディングテーマが全12話ですべて違うというのもすごいですよね。
 そんな潤沢な予算、どこから引っ張ってきたんだろう…。

 ところで『チェンソーマン』のアニメ化に際し、気になっていたことの一つが果たして原作の残虐描写がどの程度再現されるか、でした。
 何しろ主人公のデンジは第一話からバラバラにされちゃいますからね。
 しかしその点についても手抜きはなく、デンジはしっかりバラバラにされてました。笑。
 よく地上波放映のアニメでこれほどの残虐描写をしたものだなぁと感心したぐらいです。
 今後も期待できますね♪

 さて、話はころっと変わりますが(変わりませんが)、自分は子どもの頃、怖いものが苦手でした。
 『13日の金曜日』の予告映像がテレビで流れただけで、その日一日テレビを見れなかったものでした。
 しかし時は流れ、あの頃の純真な少年はどこに行ってしまったのか、大人になった自分は日本で一番怖いと言われるお化け屋敷を鼻歌交じりでクリアできるようになり、ホラー映画も大の好物になりました。
 ホラー映画のどこが好きなのか?
 ホラー映画にはホラー映画でしか味わえない感動や衝撃があるのです。
 え?ホラー映画で感動するの?
 しますよ、フツーに。
 『死霊館』や『マーターズ』、『ゴーストランドの惨劇』などのホラー映画を見て感動しましたね(史上最凶の胸糞映画と言われる『マーターズ』のどこに感動したかについてはこちら)。

 地上波のテレビでホラー映画を見かけなくなって久しいです。
 たまにテレビ局主導で製作された腑抜けなホラー映画が放映されることがありますが、見てもイラッとするだけです。
 でもそれも仕方がないかなと思っていました。
 今はコンプライアンスとかいろいろ五月蠅いし残虐なホラー映画が放送されないのもやむを得ない、そんなふうに考えていました。

 しかし、『チェンソーマン』、めっちゃ残虐なシーンのオンパレードじゃないですか。
 これだけ残虐なシーン、最近観た映画では『人肉村』とか、『真・事故物件/本当に怖い住民たち』のレベルですよ。
 アニメでこれだけ残虐なシーンがオッケーなら、残虐なシーンがあるホラー映画もオッケーなんじゃないかって思いましたけどね。

 果たして『チェンソーマン』の第一部最終話がテレビ放映されることはあるのでしょうか。
 そして『人肉村』がテレビ放送される日はくるのでしょうか(それはない)。
コメント
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