この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

大分に行ってきました、その3。

2024-11-18 21:33:11 | 旅行
 無明橋を渡り、

   

 転げ落ちたら一巻の終わりの斜面を行き、

   

 岩に彫られた石段を登り、

   

 石仏様に「コンニチワ」と挨拶し、

   

 何とか無動寺耶馬の山頂(?)にたどり着きました。
 無動寺耶馬、高さが230メートルしかないんですね。
 もっと高いと言われても疑わずに信じてしまいそうです。
 ところで、写真に黒いケーブルが映っているのはわかりますか?
 このケーブル、無動寺耶馬のあちこちで見かけました。
 何のためのケーブルなんでしょう?
 無動寺耶馬をライトアップでもするのかなぁ?

 さて、山頂にたどり着いたと書きました。
 つまりここから先は下るだけなのですが(たまにフェイントで登ったりもしますが)、無動寺耶馬はここからが本領発揮なのです。

   
   
 途中見晴らしの良い岩場があったり、

   

 頭をすくめるような崖があったりするのですが、

   

 最後の最後に待ち受けるのが、無動寺耶馬名物の一本鎖なのです。
 通常、100メートルの鎖場があれば、10メートル10本の鎖を用意し、設置すれば、それで滑落防止などの目的は果たせますよね。
 短い鎖の方が持ち運ぶのも、設置するのも楽なはずです。
 しかし無動寺耶馬の最後の鎖場の鎖は一本鎖で、しかも尋常じゃなく長いんですよ。
 写真を見ても相当長いと思われるでしょうが、これも一部の一部の一部なんです。
 いくら降りても降りても底が見えず、途中で怖くなりました。
 日本の山に鎖場がいくつあるかは知りませんが、もしかしたら無動寺耶馬の一本鎖は日本一長い鎖かもしれません。

   

 これが一本鎖の端で、無動寺耶馬のゴールです。
 この石灯籠に「よーやく着いた!」と思って手を置いたら、ぐらっと揺れました。
 全体重を預けていたら間違いなく倒れてましたね。
 無動寺耶馬の最終トラップにはお気を付けください。笑。

                        続く。
コメント
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