白石和彌監督、仲野太賀主演、『十一人の賊軍』、11/4、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ハッピーマンデー割引につき1100円)。2024年52本目。
三連休最終日の月曜日は(自分は四連休でしたが)、イオンシネマ筑紫野で映画を観てきました。
っていうか、最近、三連休最終日の月曜日は毎回イオンシネマで映画を観に行っているような気がするなぁ。
調べてみたら、9/16にイオンシネマ福岡で『スオミの話をしよう』と『アビゲイル』、10/14にイオンシネマ筑紫野で『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』と『ビートルジュース ビートルジュース』を観ていました。
あれ、そんなもんかって感じです。
もっと頻繁に観に行っているような気がしたのですが、考えてみれば三連休自体そんなに頻繁にあるものではないのでそんなものかもしれません。
さて、期せずして邦画界に時代劇ブームがやってきているような気がします。
『十一人の賊軍』とどちらを観るか、ちょっとだけ迷った『八犬伝』も時代劇ですし、先日観に行った『侍タイムスリッパ―』も時代劇といえば時代劇です。
さらに『十一人の賊軍』の白石和彌監督の前作『碁盤斬り』も時代劇です。
さらにさらに来年は大泉洋主演の『室町無頼』が公開されます。
時代劇映画が製作されるのはいいことだと思いますが、こうも挙って作られると危惧せずにはいられません。
だってブームって過ぎ去るものですしね、、、と危惧するほどには作られていないか。笑。
『十一人の賊軍』、よかったですよ。
巷では「長すぎる」という声をちらほら聞きますが、実際邦画にしては155分と長尺の作品ではあるのですが、仲野太賀扮する兵士郎がブチ切れるにはあれだけの長さが必要だったのだと自分は思いました。
それから本作は爆破シーン、爆発シーンが最高でした。
あまりにも人のそばで爆発しているのでおそらく一部CGによる加工修正が為されているのだと思いますが、それでも超のつくド迫力でした。
それらのシーンを大きなスクリーンで見ることが出来ただけでも本作を観に行った甲斐がありました。
一つだけ難を言わせてもらうと、最後、阿部サダヲ扮する家老の溝口が生き残ったのには納得出来なかった、、、というわけではないです。
最初「え?」と思いましたが、彼は生き残ったことで生涯娘の死を責められることになったんですよね。
それはある意味死ぬよりつらい…。
難を言いたいのは、生き残ったなつが、死んだ仲間である政の妻に大金を渡したことかな。
耳が聞こえない、ろくにしゃべることも出来ない女郎に大金を渡したとしても、それで万事解決するとは思えないので。
盗みを疑われるだけじゃないの?って思いました。
助けるつもりなら最後までちゃんと助けないとね。
白石和彌監督作だけあって、血がドバドバ、生首ゴロゴロ、爆破シーンでは肉片が飛び散りますが、そういった残虐描写に耐性がある方には超のつくや薦め作品です。
あと、長尺作品にも耐性がないといけないかな。笑。
お気に入り度★★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
三連休最終日の月曜日は(自分は四連休でしたが)、イオンシネマ筑紫野で映画を観てきました。
っていうか、最近、三連休最終日の月曜日は毎回イオンシネマで映画を観に行っているような気がするなぁ。
調べてみたら、9/16にイオンシネマ福岡で『スオミの話をしよう』と『アビゲイル』、10/14にイオンシネマ筑紫野で『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』と『ビートルジュース ビートルジュース』を観ていました。
あれ、そんなもんかって感じです。
もっと頻繁に観に行っているような気がしたのですが、考えてみれば三連休自体そんなに頻繁にあるものではないのでそんなものかもしれません。
さて、期せずして邦画界に時代劇ブームがやってきているような気がします。
『十一人の賊軍』とどちらを観るか、ちょっとだけ迷った『八犬伝』も時代劇ですし、先日観に行った『侍タイムスリッパ―』も時代劇といえば時代劇です。
さらに『十一人の賊軍』の白石和彌監督の前作『碁盤斬り』も時代劇です。
さらにさらに来年は大泉洋主演の『室町無頼』が公開されます。
時代劇映画が製作されるのはいいことだと思いますが、こうも挙って作られると危惧せずにはいられません。
だってブームって過ぎ去るものですしね、、、と危惧するほどには作られていないか。笑。
『十一人の賊軍』、よかったですよ。
巷では「長すぎる」という声をちらほら聞きますが、実際邦画にしては155分と長尺の作品ではあるのですが、仲野太賀扮する兵士郎がブチ切れるにはあれだけの長さが必要だったのだと自分は思いました。
それから本作は爆破シーン、爆発シーンが最高でした。
あまりにも人のそばで爆発しているのでおそらく一部CGによる加工修正が為されているのだと思いますが、それでも超のつくド迫力でした。
それらのシーンを大きなスクリーンで見ることが出来ただけでも本作を観に行った甲斐がありました。
一つだけ難を言わせてもらうと、最後、阿部サダヲ扮する家老の溝口が生き残ったのには納得出来なかった、、、というわけではないです。
最初「え?」と思いましたが、彼は生き残ったことで生涯娘の死を責められることになったんですよね。
それはある意味死ぬよりつらい…。
難を言いたいのは、生き残ったなつが、死んだ仲間である政の妻に大金を渡したことかな。
耳が聞こえない、ろくにしゃべることも出来ない女郎に大金を渡したとしても、それで万事解決するとは思えないので。
盗みを疑われるだけじゃないの?って思いました。
助けるつもりなら最後までちゃんと助けないとね。
白石和彌監督作だけあって、血がドバドバ、生首ゴロゴロ、爆破シーンでは肉片が飛び散りますが、そういった残虐描写に耐性がある方には超のつくや薦め作品です。
あと、長尺作品にも耐性がないといけないかな。笑。
お気に入り度★★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。