M・ナイト・シャマラン監督、ジョシュ・ハートネット主演、『トラップ』、11/1、Tジョイ久留米にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2024年51本目。
皆さんは映画を観に行く前にその映画のレビューサイトやネタバレサイトを見ることはありますか?
自分はフツーに見ますけどね。
必ず観ると決めている映画は敢えて見ませんが、観るかどうか決めかねている場合レビューサイトを覗くことは多いです。
判断材料が多いに越したことはないですから。
ネタバレサイトを見たら、その映画を観る楽しみが半減するんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、自分は気にしたことがないです。
何なら結末まで知った上で映画を観に行くことさえあります。
自分は傑作はネタバレを恐れない、ネタバレされたぐらいで面白さが半減する映画はその程度の映画なのだと考えています。
本当に面白い映画って再鑑賞が可能じゃないですか。
ストーリーも結末もすべて知っていて、それでも楽しめる、それが傑作なのだと思います。
観るかどうか迷った『トラップ』も当然レビューサイトを覗かせてもらったのですが、出した結論は「敢えて劇場に観に行く必要のない映画だ」ということでした。
敢えて観に行く必要のない映画をどうして観に行ったかというと、観に行く条件があまりに整っていたからです。
11/1にTジョイ久留米で上映されているが、イオンシネマでは上映されていない、しかも上映開始時刻が13時台の映画はこれしかなかったのです。
それでも観に行かないという選択肢はあったのですが、そうするとジグソーパズルのようにピタッと収まっていたスケジュールがスカスカになってしまうんですよね。
そういった理由で映画を観に行くこともあります。
『トラップ』を実際観ての感想ですが、予想通り「敢えて劇場に観に行く必要はなかった」でした。
子煩悩な連続殺人鬼というキャラクターは面白いと思います。
しかし褒められるのはここだけ。
全体的に脚本がダメダメでした。
どこら辺がダメだったかというと、、、
主人公のクーパーはライブ自体が自分に仕掛けられた罠だと知り、何とか脱出するすべはないかとライブを抜け出し、会場の外の通路からスタッフルームに忍び込んだりします。
クーパー自身は目的があるのでライブを抜け出したとしてもおかしくはありません。
おかしいのはライブの最中であるにもかかわらず、通路に観客がフツーにいることです。
アーティストが歌っている最中に観客が会場の外に出ることはありえないですよね。
なぜそんなありえないことが起きたかというと、通路にクーパーしかいないと彼が目立ちすぎるからなのですが、そういう事情がわかったとしてもおかしいことに間違いはありません。
他にもどうかと思うところはあって。
クーパーはライブ会場から脱出するためにアーティストであるレディ・レイブンを利用するんですよ。
人質の男を殺されたくなければ、自分と娘をリムジンに乗せて連れ出せと脅すのです。
それはいいんだけど、レディ・レイブンに正体を知られるのは不味いんじゃないの?
この後どうするつもり?
彼女を生涯脅し続けるのか、それとも殺すのか。
クーパーにはこれといって考えはなく、結局彼女から反撃を喰らうことになります。
あんな乱暴な手段に出るぐらいなら、まだしもフツーに娘と一緒に会場を出た方がよかったんじゃないの?って思いますね。
別に正体がバレてるわけじゃないんだから。
正体がバレると言えば、FBIがトラップを仕掛けたのは殺人鬼ブッチャー(=クーパー)の隠れ家でレディ・レイブンのコンサートのチケットを購入する際のレシートが見つかったからなのですが、そのレシートがあれば購入者が誰なのかってすぐわかるんじゃないの?って思いました。
コンサートのチケットを購入するのってスーパーで野菜を買うのとはわけが違うのだし。
それともアメリカでは世界的なアーティストのコンサートのチケットが無記名で買えるものなの?
そんな感じで、10分に一度、いや、5分に一度ぐらいの頻度でツッコミどころが出てくるんです。
ツッコミどころも一つか二つであれば、完璧な脚本はなかなかないよね、と見逃すことが出来るのですが、本作のようにこれでもか!とツッコミどころがあると、作品を楽しめない、、、まぁ逆にツッコミを楽しめばいいのかもしれませんが。
まぁでも、観る前に「劇場に観に行く必要はない」と予想し、実際観賞してその通りだと予想が当たった満足感は得られたような気がします。笑。
お気に入り度★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
皆さんは映画を観に行く前にその映画のレビューサイトやネタバレサイトを見ることはありますか?
自分はフツーに見ますけどね。
必ず観ると決めている映画は敢えて見ませんが、観るかどうか決めかねている場合レビューサイトを覗くことは多いです。
判断材料が多いに越したことはないですから。
ネタバレサイトを見たら、その映画を観る楽しみが半減するんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、自分は気にしたことがないです。
何なら結末まで知った上で映画を観に行くことさえあります。
自分は傑作はネタバレを恐れない、ネタバレされたぐらいで面白さが半減する映画はその程度の映画なのだと考えています。
本当に面白い映画って再鑑賞が可能じゃないですか。
ストーリーも結末もすべて知っていて、それでも楽しめる、それが傑作なのだと思います。
観るかどうか迷った『トラップ』も当然レビューサイトを覗かせてもらったのですが、出した結論は「敢えて劇場に観に行く必要のない映画だ」ということでした。
敢えて観に行く必要のない映画をどうして観に行ったかというと、観に行く条件があまりに整っていたからです。
11/1にTジョイ久留米で上映されているが、イオンシネマでは上映されていない、しかも上映開始時刻が13時台の映画はこれしかなかったのです。
それでも観に行かないという選択肢はあったのですが、そうするとジグソーパズルのようにピタッと収まっていたスケジュールがスカスカになってしまうんですよね。
そういった理由で映画を観に行くこともあります。
『トラップ』を実際観ての感想ですが、予想通り「敢えて劇場に観に行く必要はなかった」でした。
子煩悩な連続殺人鬼というキャラクターは面白いと思います。
しかし褒められるのはここだけ。
全体的に脚本がダメダメでした。
どこら辺がダメだったかというと、、、
主人公のクーパーはライブ自体が自分に仕掛けられた罠だと知り、何とか脱出するすべはないかとライブを抜け出し、会場の外の通路からスタッフルームに忍び込んだりします。
クーパー自身は目的があるのでライブを抜け出したとしてもおかしくはありません。
おかしいのはライブの最中であるにもかかわらず、通路に観客がフツーにいることです。
アーティストが歌っている最中に観客が会場の外に出ることはありえないですよね。
なぜそんなありえないことが起きたかというと、通路にクーパーしかいないと彼が目立ちすぎるからなのですが、そういう事情がわかったとしてもおかしいことに間違いはありません。
他にもどうかと思うところはあって。
クーパーはライブ会場から脱出するためにアーティストであるレディ・レイブンを利用するんですよ。
人質の男を殺されたくなければ、自分と娘をリムジンに乗せて連れ出せと脅すのです。
それはいいんだけど、レディ・レイブンに正体を知られるのは不味いんじゃないの?
この後どうするつもり?
彼女を生涯脅し続けるのか、それとも殺すのか。
クーパーにはこれといって考えはなく、結局彼女から反撃を喰らうことになります。
あんな乱暴な手段に出るぐらいなら、まだしもフツーに娘と一緒に会場を出た方がよかったんじゃないの?って思いますね。
別に正体がバレてるわけじゃないんだから。
正体がバレると言えば、FBIがトラップを仕掛けたのは殺人鬼ブッチャー(=クーパー)の隠れ家でレディ・レイブンのコンサートのチケットを購入する際のレシートが見つかったからなのですが、そのレシートがあれば購入者が誰なのかってすぐわかるんじゃないの?って思いました。
コンサートのチケットを購入するのってスーパーで野菜を買うのとはわけが違うのだし。
それともアメリカでは世界的なアーティストのコンサートのチケットが無記名で買えるものなの?
そんな感じで、10分に一度、いや、5分に一度ぐらいの頻度でツッコミどころが出てくるんです。
ツッコミどころも一つか二つであれば、完璧な脚本はなかなかないよね、と見逃すことが出来るのですが、本作のようにこれでもか!とツッコミどころがあると、作品を楽しめない、、、まぁ逆にツッコミを楽しめばいいのかもしれませんが。
まぁでも、観る前に「劇場に観に行く必要はない」と予想し、実際観賞してその通りだと予想が当たった満足感は得られたような気がします。笑。
お気に入り度★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。