この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

GW中国地方旅行記、その14。

2024-05-16 21:03:52 | 旅行
 【松江フォーゲルパーク】の次にどこに行くか?
 おそらくほとんどの人は【出雲大社】や【足立美術館】といったメジャーな観光スポットを選ばれるのではないでしょうか。
 それが無難な選択だと思います。
 しかし無難な選択に背を向けて生きてきた自分は【メテオプラザ】に行くことにしました。

   

 【メテオプラザ】は島根県松江市美保関町にある隕石の博物館です。
 なぜ美保関町にそんなものがあるかというと32年前に美保関町に隕石が落ちてきたからです。
 【メテオプラザ】ではその隕石の実物が展示してあり、また隕石の組成を顕微鏡で見ることが出来ます。
 しかし、、、これがまた恐ろしくつまらないところでした。
 例えば隕石の組成を顕微鏡で見ることが出来るといっても、自分は隕石以外の鉱物の組成を知っているわけではないので隕石の組成を顕微鏡で見たとしても、「ほほぅ、これが隕石の組成なのか…」というふうにはならないんですよ。
 展示品もただ展示しているだけで、そこに感動や驚きや興奮は皆無でした。
 石見銀山の時みたいにガイドさんがいれば話は違うんでしょうけどね。

 まぁ【メテオプラザ】のことはいいんですよ。
 自分がここを訪れた真の目的は同じ施設内のリラックスルームにある【α波リラクゼーション・マシーン】なのですから。
 【α波リラクゼーション・マシーン】は美容や創造など8つのコースの中から好きなコースを選択すると、コースによって潜在能力アップや若返り効果などが期待出来る、究極のハイテクマシーンなのです。
 
   

 もちろん自分は潜在能力アップが期待出来る創造コースをリクエストしました。
 しかしスタッフのおねーさんが「お薦めは全身に作用する若返りコースです」などと薦めてくるのであっさりそっちに鞍替えしちゃいました。
 別に若返らなくてもいいんだけど…。
 【α波リラクゼーション・マシーン】は温熱作用のあるマッサージ機といった感じですね。 
 特に劇的な効果は得られませんでした。
 帰り際、スタッフのおねーさんに年齢を尋ねました。
 普段女性に年齢を尋ねるといった無粋な真似はしません。
 でもその21、22歳ぐらいに見えるおねーさんが「40歳です」と答えようものなら、それって【α波リラクゼーション・マシーン】の効果以外の何物でもないじゃないですか。
 そのおねーさんは怪訝な顔をして「22歳ですけど」と答えました。
 まんまかよ!
 ついでにこれまでに何回マシーンを利用したか尋ねたところ、一回とのことでした。
 そこは嘘でもいいから毎週やってますって答えて欲しかったです(嘘は良くない)。

 リラックスルームで若返った後は(若返っていません)、お風呂に入りに行きました。
 ここ【メテオプラザ】には入浴施設もあるのです(入浴料、何と200円)。
 しかし脱衣場で目にしたものに目が点になりました。
 背中に竜を飼っているその筋の方がいらっしゃったのです。
 北九州の小倉の銭湯に入りに行った時、その筋の方を多く見かけました。
 でもあれは小倉という特殊な地域だからこそ起こりうることなのだと思っていました。
 まさか松江市の公的な入浴施設で同じものを目にするとは…。
 まぁ地方の入浴施設の生き残り策なんでしょうね。
 というわけでタトゥーを入れているが、大きな湯船に浸かりたいという方は【メテオプラザ】の入浴施設はお薦めです。
 そうでない方が【メテオプラザ】で入浴したら結構なスリルが味わえるかもしれません。

                                続く。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメント、感謝です。 (せぷ)
2024-06-03 21:24:44
英さん、コメント、感謝です。

>「その13」は前にコメントしたので
一瞬、あれ?って思いました。
遡ってコメントしていただきありがとうございます。

>感謝のコメントがあってよかったです
はい、タヤマさんからコメントをもらえてよかったです。
でもコメントが一回きりというのはやっぱり寂しいと思うのですが、それって我がままでしょうか。

メテオプラザを高く評価する人はたぶんあまりいないと思います。
自分が行ったのは、この日どこかでお風呂に入らなくちゃいけなかったんですよ。
メテオプラザに入浴施設があると知って、それならちょうどいいと思った次第です。
でもまさかその筋の人が来ているとは思いもしませんでした。

リラクゼーション・マシーンはあからさまにイ〇チキ臭いので、どうせだったら悪乗りして、よぼよぼのお爺さんが施術したら若者になった、ぐらいのCMをすればいいのに、と思いました。

『ゴールド』というドラマは未見です。
というか、野島伸司脚本のドラマで最後に見たのはなんだったか、思い出せません。
『ひとつ屋根の下2』あたりだったかなぁ。
今でもバリバリの現役というのがすごいですよね。
彼の書くドラマに魅力を感じたことはありませんが、バイタリティは見習いたいです。
返信する
「その12」でした ()
2024-06-03 18:41:54
前にコメントしたのは「その13」ではなく、「その12」でした。「その13」のコメントは後ほど。
返信する
造ってみた施設と説得力のないオペレーター ()
2024-06-03 09:40:19
「その13」は前にコメントしたので「パス」と言うことで(感謝のコメントがあってよかったです)。

 この記事はコメントタイトル通りです。
 気になったので、「メテオプラザ 評価」で検索してみました。
 評価が高いコメントもありましたが、何となく嘘っぽい(やらせ?)です。
 その中で「美保関に落下した隕石に関する展示がすべて。それ以外には何もない。隕石に興味がある人でない限り、行ったら後悔すると思う」というのがありました。これが正直な感想かも。

 で、運営側も付加価値を付けるため、リラクゼーションスペースを設けたのでしょう。
 でも、スタッフは説得力がないですね。スタッフの説明がではなく、存在です。やはり30半ばくらいで若見えのする方とか…。
 「1回使ったことがあるだけ」は、私も《え~?》となります。

 タトゥーと言えば、全く関係ないですが、『ゴールド』というドラマ(天海祐希、松坂桃李、武井咲)を思い出しました。
 ドラマ初期ではなく、終盤でオリンピックを目指していた武井咲が、ひねくれて、タトゥーを入れてしまい、それに、天海祐希が怒り、ビンタ(連打)したシーンです。
 ……でも、タトゥーはシールだったという真相でした。ズッコケ(←死語?)でした。
 ドラマ初期だったら、まだしもですが、もうクライマックスに近いシーンで、それですか!

 脚本は野島伸司氏。
『愛しあってるかい!(1989年、フジテレビ)』
『101回目のプロポーズ(1991年、フジテレビ)』
『愛という名のもとに(1992年、フジテレビ)』
『高校教師(1993年、TBS)』
『ひとつ屋根の下(1993年、フジテレビ)』
『高校教師(2003年、TBS)』
など、一世を風靡したとも言える脚本家ですが……
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