終末世界ブラピ一人旅、『ワールド・ウォーＺ』。

　マーク・フォースター監督、ブラット・ピット主演、『ワールド・ウォーＺ』、８／１０、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。２０１３年３６本目。


　ゾンビ映画を観ていると、ときどき怖いというよりイライラさせられることがあります。
　登場人物が「え？何で？」と思うような行動を取ったり、「いや、そうはならないだろう」と言いたくなるような不自然な展開になったりすることがやけに多いのです。
　そしてこの『ワールド・ウォーＺ』もその例外ではありませんでした。


　ブラット・ピット扮する主人公のジュリーは愛する妻と二人の娘を持つ善きパパです。
　ジュリーは“何か”が起こったニューヨークでかつての上司であり、友人でもある国連事務次長のティエリーから、必ず救助を向かわせるから、という連絡を受けます。
　自分はこの時点で、この非常事態で必要とされるジュリーはよほど特殊なスキルを持つ人物なのだな、と思いました。
　そしてジュリーがどんな人物なのか明かされます。
　何とジュリーはサバイバルの達人だったのです！
　・・・・・。
　それはないだろうと思わず椅子からズッコケそうになりましたよ。
　そりゃサバイバル能力が高いに越したことはないですよ。でもそれがどんなに高くても貴重な兵を割き、ヘリを使って救助に向かわせるってことはありえないですよね。
　これが病理学の専門家とか、細菌学の権威とかいうならわからないでもないですが。


　他にもズッコケさせられたシーンは多々あります。
　ジュリーは最初にゾンビの発生が報告された韓国の軍事基地に向かい、初めてゾンビと本格的な戦闘を経験します。
　そこでジュリーは物音に敏感なゾンビの注意を引くのですが、その原因が何とジュリーの携帯電話の消し忘れ。
　おぃおぃ！って見ていて突っ込まずにはいられませんでしたよ。
　バカじゃねーのかとイラつかされました。


　バカじゃねーのかとイラついたシーンはまだあります。
　ジュリーが韓国の次に向かったイスラエルでは、ゾンビ危機に際し高い壁を築き、ゾンビの襲来を防いでいるという設定なのですが、助かった人々が神に感謝の祈りの歌を捧げ、それがゾンビを刺激して、ゾンビがわらわらと壁をよじ登って乗り越えてくるんですよ。
　いやいやいや。
　一人ぐらいでいいから壁の外に注意を払っとこうよ。なぜ乗り越えてくるまでそれに気づかないの？？？
　ほんとイラつかされました。


　本作はほんと見ていて何度もイラつかさせられたり、ズッコケさせられたりしたのですが、最後の最後にこれまた「おぃおぃ、それはないだろう」と言いたくなるオチが待ち構えています。
　詳しいことはネタバレなので避けますが、テキトーに選んだものが結果オーライでは感動もカタルシスもへったくれもないです。


　まぁブラピの善きパパぶりを堪能したいという人は止めませんが（善きパパといっても本作のジュリーは家族を救うためであれば他の人間がどうなろうと構わないタイプ）、それ以外の人はこの夏『パシフィック・リム』か『ローン・レンジャー』を観に行った方がよいかと思います。


　お気に入り度は★★、お薦め度は★★（★は五つで満点、☆は★の半分）です。

横浜在住のゆーいちさんへ

　シュロアモール筑紫野で一緒にＬｉｎＱのライブを観た、横浜在住、現在ドイツ出張中のゆーいちさんへ緊急連絡です。

　本日シュロアモール筑紫野までＬｉｎＱのＣＤを引き取りに行ったのですが、その際店員さんから受け取り証の控えの提出を求められ、そのまま何も考えず渡してしまいました。
　よくよく考えてみるとゆーいちさんの住所がわかるのはその控えだけだったんですよね。
　家に帰ってから気づきました。
　別の紙に書き写しておけばよかったのですが、控えが手元から無くなるとは考えていなかったのです。

　そんなわけで申し訳ないのですが、メールにて、もう一度住所を教えてもらえないでしょうか。
　メールはブログのお気に入りの上から三番目で送れると思います。
　お手間ですがよろしくお願いします。

ツタヤで借りようと思ったけど、借りられなかった映画。

　地元のツタヤが開店した時、その売り場（レンタル）コーナーの広さに置いてない映画のＤＶＤはないんじゃないかと思ったものですが、無論そんなことはなくて、最近は店内の検索機で調べて「在庫なし」と表示されても、またか、と思うだけになりました。
　そんなわけでツタヤでＤＶＤが借りられなかった映画を挙げていきます（あくまで地元のツタヤで、です）。
　もし鑑賞済みで、是が非でも見た方がいいですよ、という作品があれば教えてください（逆にそんな必死になって探して見なくても、という作品も）。


○『クイックシルバー』
　ジョセフ・ゴードン＝レヴィット主演の『プレミアム・ラッシュ』を借りた際、自転車繋がりでこの作品のことを知りました。今となってはまともな人間の役をやらせてもらえないケビン・ベーコンの爽快青春ストーリーだそうです。ケビン・ベーコン主演で爽快？青春？人間誰しも若い時があったのだなぁと思いますね。


○『ポイント・ブランク』
　ジョン・キューザック主演の、異色の殺し屋もの。アマゾンのレビューを読む限りは結構面白そうなんだけど、実際のところどうなのかな？


○『チョン・ウチ 時空道士』
　韓国発の妖怪退治コメディアクション。これまたアマゾンのレビューでは高評価なのですが、前の二作と違ってツタヤに在庫がなくても不思議には思わなかったですね。でも主役のカン・ドンウォンは韓国では有名な俳優らしいです。


○『チェンジ・アップ/オレはどっちで、アイツもどっち!?』
　以前このブログにコメントしてくれた方が薦めてくれました。
　自分はお薦め作品は出来るだけ見るようにしているのですが、さすがに在庫がないとどうにもなりません。


○『ブレイキング・バッド』（シーズン２以降）
　これは映画ではなく、テレビシリーズですけどね。
　ツタヤって（ツタヤに限らずどこもそうなのかもしれませんが）新しく始まったテレビシリーズのシーズン１だけ入荷しといて、借り手が少ないとシーズン２を入荷しないことがままあるんですよ。
　『ブレイキング・バッド』、本国アメリカではすこぶる評価が高く、個人的にすごく面白かったんですけど、地元のツタヤにシーズン２が入荷する気配はありません。ふざけんなっちゅーの。


　まだ何かあったような気がしますが、とりあえずこんなところです。

さて、何と読むでしょう？

　自分には自分で言うのもなんですが、まるで役に立たない特技がいくつかあります。
　折り紙などがそうですが、その一つが『切り字』です。
　切り絵の文字版ですね。下描きなしに文字を切り取るのです。
　それが出来たからどうだって話ですが。


　一番最初に作ったオリジナルの団扇の裏側が無地だったので、とある漢字を張り付けてみました。


　　　


　「鹿」の下に「金」と書いて何と読むかご存知でしょうか？
　漢字のトリビア的に有名だと思っていたのですが、この前不思議博物館に行ったとき、その場にいる人に聞いてみたら誰も知りませんでした。
　う～～～ん、館長は知っていると思ってたけどな。知らないフリをしたのかもしれない。笑。
　ちなみに「ちり」ではありません。

シカオちゃんのライブに行くよ。

　先月のいつだったか覚えてないんですが、新聞の紙面広告で松尾スズキがプロデュースする『悪霊　下女の恋』という演劇の福岡公演のことを知りました。
　そのときは、へぇ、面白そうだなとは思ったんですが、思っただけで終わったんですよ。
　
　週明けに同じ広告をもう一度見つけ、同じ広告を二度見つけるとは、これはこの劇を観に行けという神の思し召しに違いない！と思って仕事帰りにチケットを買うべくコンビニに寄りました。
　九割方買うつもりでした。
　チケット代が４０００円とそこまで高くはなかったですし、それぐらいの金ならまだボーナスの残りがありましたからね。
　それが結局購入を見合わせたのは、この座席でいいですか？と発券機に表示された座席番号が【Ｐ－４０】だったからです。
　Ｐ？Ｐっていうと、ＡＢＣＤ・・・ＭＮＯＰのＰ？それはいくらなんでも座席が後ろすぎるだろう、そう思って買うのを止めました。
　やっぱり広告を一度目に見つけたときに即購入しなくちゃいけなかったんだなと思いました。


　それで今日いつものように新聞を眺めてたら、スガシカオのライブツアーのお知らせが載ってるじゃないですか。
　そうか、自分が一昨日『悪霊』のチケットを買わなかったのは、このライブを観に行けという神の思し召しに違いない！と思って（この思考は間違ってるんだけど、演劇のチケットを買ってたらライブのチケットはたぶん買わなかった）、チケットの先行販売に申し込み、仕事帰りコンビニに寄って今度こそチケットを購入してきましたよ。


　　　


　スガシカオのライブのチケット。５８００円也（手数料が別途３００円ほど）。

　チケットを入手したのはいいんですけど、自分はコンサートやライブの類いに行くことがほとんどなくて、これまで生きてきて１０回行ったかどうかぐらいで（そのうちの３回が清水ミチコのライブ。笑。）、立ち見のライブなんて初めてです。
　ノリという言葉を知らない自分でも楽しめるんかいな…。
　いろいろ不安はありますが、それなりに楽しんできたいと思います。

手足を生やしてみた。

　オリジナル団扇は好評のうちに第四弾にて終了することにしました（まぁどっちかというと不評だったので打ち切った、という方が正しいんですが）。
　なので新しい工作にチャレンジすることにしました。


　いつだったか、缶ジュースの広口缶を集めています、ということを書きましたが、今でも集めてるんですよ。
　増えすぎないのがいいのです。
　このタイプの広口缶はジュースの自動販売機が二、三台（販売機というぐらいだから二、三機？）あっても、一つあるかどうかぐらいなので。

　まぁでもただ飾っているだけというのも能がないかと思って、手足を生やしてみましたよ。


　　　


　どうですかね、一応シロクマなんですけど、見えるかな？
　一応言い訳しておくと、平面の状態ではシロクマに見えるように顔は作ったつもりなんですが、曲面に張り付けるとどうもキツネっぽくなってしまう…。
　お札の肖像画が折り曲げると変顔になるのと同じ理屈ですね。

　胴体は取り替え可能です。


　　　


　こっちの方がよりキツネっぽい。


　《変身！！缶ジュース》シリーズ、好評だったら第二段があるかもしれません、、、まぁこれも打ち切りか。。。

豚も空を飛ぶかもしれない。

　日曜日は映画を観た後、天神のイムズ８Ｆにある三菱地所アルティアムまで《Art Toys World　からくりおもちゃの世界展》を観に行ってきました。
　よかったです。
　小雨のそぼ降る中、わざわざ足を運んだ甲斐がありました。
　とはいっても写真撮影は不可だったので、どの作品が良かったと具体的に説明はできないんですが。


　夏休みのせいかガキんちょ、、、おっと訂正、お子様が多かったです。
　それはいいんだけど、元気があり余っているのか、会場内でやたらはしゃいで、おもちゃのハンドルを力任せに回しているお子様もいましたよ。
　もちろん、自分は「そんなふうにやっちゃいけないよ」と優しく諭しましたけどね、、、心の中で（ダメじゃん）。


　撮影が不可だった代わりに、お土産コーナーで売っていたペーパークラフトのからくりおもちゃを買ってきました。


　　　


　空飛ぶピンクの豚。
　飛ばない豚はただの豚らしいので、ただの豚じゃないってことを証明したいところです。
　まだ手を付けてないけど！

　お盆休みにでも作ろうかな。
　ふっ、段々お盆休みにもすることが増えてきたぜ…。
　完成したら写真をアップしますね。

予想よりはるかに面白かった！『ローン・レンジャー』。

　ゴア・ヴァービンスキー監督、ジョニー・デップ主演、『ローン・レンジャー』、８／４、ユナイテッドシネマキャナルシティ１３にて鑑賞。２０１３年３４本目。


　８月の、ハリウッド大作大攻勢第一弾、『ローン・レンジャー』を観てきました。
　予想よりはるかに面白かったです。

　予告編を観て、そこそこ面白そうだなとは思ったんですよ。
　でも、何といってもゴア・ヴァービンスキーＸジョニー・デップという『パイレーツ・オブ・カリビアン』３部作のコンビじゃないですか（プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも含めればトリオ）。
　予告編では面白そうでも、その実、脚本はスカスカで、キャラクターは薄っぺらく、アクションも一見ド派手だがストーリーに絡まない、そんな悪しき意味でのハリウッド大作じゃないだろうか、なんて思ってたんですが、失礼しました、きっちり中身の詰まった一級の娯楽映画でした。これまで観たジョニー・デップ出演作の中で一番面白かったです。

　アクションはド派手だが、ストーリーに絡まないハリウッド大作といえば、最近観た作品だと『ワイルド・スピード EURO MISSION』があります。
　確かにあの作品のアクションシーンはすごいんですけど、ぶっちゃけストーリーなんてあってなきが如しだったじゃないですか。ストーリーがアクションシーンのための繋ぎでしかない。

　その点『ローン・レンジャー』はストーリーとアクションが有機的に絡み合ってるんですよ。
　どちらか一方が突出しているわけではない、どちらも優れている娯楽作は久しぶりに観たような気がします。

　脚本がよく出来ていると感心しました。
　お話の進み方がとても丁寧なんですよね。物語が破綻していない、序盤に張った伏線が後になってきちんと回収される、登場人物の行動規範が理解できる、そういったハリウッド大作って案外少ないと思います。

　一つだけ難を挙げるとすれば、お話の進み方が丁寧な分、やたら長尺なんですよね。
　何しろ主人公のジョンがローン・レンジャーとなるまでに一時間近く費やされてます。全体だとおよそ１６０分。この手の単純な娯楽作としてはいささか長すぎると言えるかもしれません。

　ただ、自分としてはその長さも含めてよいと思いますけどね。
　例えば年老いたトントが少年に昔語りをする１９３３年のパートは、はっきりいって無くても作品としては成立すると思います。
　あれを丸ごとカットすれば２０分は短くなるんじゃないかな。

　けれど思うに、あのパートは本作が単なる勧善懲悪の物語ではなく、正義は誰かの手に引き継がれるものなのだ、正義はいつの時代にも存在するのだ、という作り手のメッセージを伝えようとしているのではないでしょうか。
　だとしたらやっぱり必要ですよね。


　映画としてはべた褒めなんですけど、この日、ちょっと勘弁してくれよ、と言いたいことがありました。
　本作は事情があってユナイテッドシネマキャナルシティ１３に観に行ったんですが、１６０分の尺の作品であるにもかかわらず、駐車チケットが１８０分しかもらえず、チケットを購入するのにも時間がかかったので、出庫するときいくらか払わなければならなかったんです。
　１６０分の映画で駐車チケットが１８０分、というのは厳しすぎると思います。
　上映時間＋１時間は欲しいところなのですが、、、やっぱり一律のサービスしか提供できないのかなぁ。
　まぁ仕方ないことなのかもしれないですけどね。


　お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★（★は五つで満点、☆は★の半分）です。

小さな動物園を作りたい。

　先週の日曜日、シュロアモール筑紫野までLinQのミニライブを観に行って、アイドルが心の支えにはならないということが分かった、ということはすでに書きました。

　ただ、シュロアモール筑紫野に行ったこと自体は無駄ではなかったのですよ。
　なぜかというとミニライブが行われた会場のすぐそばで主にハンドメイド商品だけが扱われるフリーマーケットが開かれていて、それを覗くのが結構楽しかったからです。

　こんなものを買いました。


　　　


　鳥かごに閉じ込められた白バラ。詩的だと思いませんか？笑。
　この手のプリザーブドフラワーって母の日なんかでフツーに店で買うと結構値段が張るものですが、そんなに高くなかったです。￥５８０だったかな。
　男性の方で買われるのは珍しいですよ、と店番の人に言われましたが、男だってこういうものは嫌いじゃないですよ。笑。
　まぁ最終的にはお袋にプレゼントしましたけどね。

　あとは陶器製（？）の豚の兄弟。


　　　


　これはちっちゃくて可愛いんですよ。気に入ってます。
　別の観光地で（恐らく同じシリーズと思われる）象の親子も手に入れてたんですけどね、そのときはハンドメイドなのかなと思ったんですが、どうもそうじゃないっぽいですね。


　　　


　頭に乗せてあるリンゴがキュートですよね。


　　　


　手元にある動物たち。一緒に置いた目薬と比べるとその大きさがわかると思います。
　この動物が一匹（一頭？）￥１００（ぐらい）で売られてるんですから、買い集めて動物園を作ってもいいぐらいです。
　でもどこで売ってるんだろう？手に入れたのか旅行先とかフリーマーケットとかなのでわかんないんですよね。
　ご存知の方はご一報ください。

我、クーラーに敗れる。

　自慢じゃないですけど、夏の暑さには強い方です。
　何しろ自室のクーラーはもうずいぶん長い間稼動させてないし（もう稼働するかどうかわからない）、車も走行中はクーラーをつけないし（渋滞に捉まったらさすがにつけますけどね）、寝るときも滅多に扇風機をつけません。

　そんなに暑さに強いというなら夏バテとは無縁なんだろうと思われるかもれませんが、さに非ず。
　暑さには強くても逆にクーラーに弱いんです。
　うちの会社、事務所の冷房が２４℃に設定してあるんですよ（下げ過ぎだっつーの！！）。
　一方倉庫にはクーラーなどはついてなくて蒸し暑い。
　倉庫で汗を掻いて、その汗が引く前に事務所に戻って急激に体が冷やされ、それに慣れる前に倉庫に行って汗を掻き、、、というのを繰り返してるとすぐに気分が悪くなります。
　昨日は倉庫に行って作業していても、何気なく額を触ると自分でもびっくりするぐらいヒンヤリしていて、、、明らかに体温調整が出来てないんです。ほんと倒れそうでした。

　事務所の温度設定をもう少し上げて欲しいところなんですが、その権限は自分にはないんですよねぇ。
　っていうか自分の座っている席が一番クーラーからの風が強く当たる特等席なんですよ（嬉しくないけど）。
　事務所にいるときは上着を羽織ったりしているんですが、それもなかなか上手く行きません。

　猛暑ではありますが、節電の夏でもあることだし、皆さんもクーラーの温度設定はある程度高めにして、特に車の運転中などはクーラーに頼らず、窓を開けてみませんか？
　窓から入ってくる風が案外頬に気持ちいいものですよ。
　暑いときには汗を掻くことも大切だと思うんだけどな。。。