呑兵衛たちの月９ その７６

　木曜日はお江戸に出張である。今日、仕事を終えてから、駅まで切符を買いに行った。お江戸での用件については、今日、打ち合わせをしたのだが、結論は明日出すことになっている。経費を抑えて効果を上げる、これが大切。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。類氏を1年以上観ていると、前に観たお店が出てくる。

　今日も広島特集。再開発の波が押し寄せるなか、広島駅南口の一角、愛友市場は昭和の匂いがするアーケード街。地元産の松茸はすごくでかい。当然、類氏、ご相伴にあずかることはできなかったのだが、駅前の趣のある通りへ出没。まだ明るいのだが、「大衆酒場　やよ福」に入店。お店の中、明るいのに、人でいっぱいである。類氏、長いカウンターの奥まったところに着席。瓶ビールを注文し、手酌で注ぎ、お約束通り、御常連と乾杯。小イワシの酢漬けをマイ箸でいただく。このあたりでは、ピーナッツも採れるらしい。そういえば、今日、千葉の従姉妹から落花生が送られてきた。小生、面倒なので今日は食さなかったが、愚息はゴミ箱を抱え、貪っていた。で、お店のメニューは茹でピーナッツ。広告で、殻入れを作っている。そして、焼き餃子。羽がついている。そして、おでんは牛すじ。牛すじ煮込みの味が懐かしい。

　ところで、このお店、女将は２代目とのこと。もともと、呉の地酒「やよ福」を広めるために作られたお店とのことであるが、今は、ほとんど流通していないそうだ。先代の女将から受け継いだそうだが、２代目曰く、「先代はお金は残さなかったけど、味とお客を残してくれた。」、蓋し名言である。

　先日、楽天市場で訳あり焼酎を購入した。３本セットで１，９８０円。今日は、鹿児島大隅の芋焼酎「小鉄」をいただいた。ストレートでちびりちびりと。意外にスゥーっと入っていく。

　　

　呑みすぎには注意しなければならない。