おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その283

2016-03-21 20:22:37 | 
 昨日はお彼岸の中日。朝早い内に墓参りに行って来た。風はまだ冷たい。

 本堂には、年回忌の戒名が短冊になって貼ってある。今年は、祖母の27回忌。来年は、祖父の33回忌となる。相談して、今年の内に合わせて供養をすることにした。祖父の義兄の名もあった。50回忌である。確か、小生が小学校に入学した頃、亡くなった。その祖先は、磐城平藩の砲術指南役で、新聞によれば、黒船を見た藩士とのこと。以前は「○○先生之墓」という墓石があった。

 暑さ寒さも彼岸まで。東京でも桜の開花宣言。ただ、週末に寒気団が頑張ってしまうとのこと。寒暖の差が大きいので、体調管理は十分にしなければならない。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、常磐線・日比谷線・つくばエクスプレスが乗り入れる南千住。
 
 まち歩きをしていると「工場団地」入口の掲示。工業団地は承知しているが、工場団地はなかなか聞くことのない単語である。中に入ってみると、まさに、工場の団地である。各部屋に工場が入っている。
 類氏は荒川区伝統工芸士の「片山暖簾染工所」へ。そこで染め物の体験をする。作製するのは「吉田類 酒場放浪記」の手ぬぐい。藍を染めないところには、型紙を使って糊を塗り、色づけしないようにするとのこと。類氏の作業の様子を見た主は、それ以降の工程を全て自らやってしまった。ちなみに、「オリジナル手ぬぐい製作体験」は、手ぬぐい10本で22,000円とのこと。

 暗がりになり、「魚河岸料理 次郎長」へ。創業26年、海鮮メニュー中心のお店である。店に入ると、その中は賑やか。お品書きの短冊が時代を感じる。
 先ずは、「生ビール」650円を片手に、御常連と乾杯。「お通し」200円は、カンパチなどのアラ煮。カウンターには大皿が並ぶ。その中から「ながらみ」600円をチョイス、巻き貝である。これを爪楊枝で引き出して食す。
 「刺身盛り合わせ」1,000円は、マグロの脳天、赤貝ひも、関サバの〆鯖、タコなど、とてもリーズナブル。これを「沢の鶴 純米樽酒」600円で流し込む。
 熊本名産の長なすは、4、50センチ位あるだろうか、これを調理してもらうことに。焼いて皮を剥いて、実だけにすると、その容積は、非常に小さくなってしまう。恐らく、水分が多いのだろう。「大長なす」450円は、シンプルに醤油をかけていただく。
 そろそろ〆のお時間。呂律の回らない会話をしながら、お勧めの「自家製湯どうふ」を注文。この湯どうふ、具沢山。白子、かまぼこ、さつま揚げなど具沢山で、豆腐がなかなか出てこない。食せば、おしゃれな味で、スープが非常に旨い、とは、類氏談。そのメニューは、店の大将が35年前に作ったアンチョコに書いてある。そのアンチョコ、実物が出てきたが歴史を感じる。〆の豆腐、これは非常によろしい。


 さてさて、先週金曜日、人事異動というやつの内示というのがあって、小生、異動することになってしまった。異動先は、なかなか休みも難しいと思われるので、就職30周年のリフレッシュ休暇、今週とることにした。急遽なのでどこに行く訳でもないが、いろいろと考えてみたり、気持を切り替えてみたり、そのような時間を過ごしてみたい。
コメント
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